イングランドやヨーロッパの主要リーグで移籍市場が閉鎖された。ここでは、チェルシーの全移籍情報を紹介しよう。
イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランスでは木曜日に期限日を迎えたが、他のヨーロッパ諸国ではもう少し遅くまで移籍市場が開いているところもある。
最終日の契約
移籍市場の最終日には、バルセロナからピエール=エメリク・オーバメヤン、さらにユヴェントスからスイス人MFデニス・ザカリアをレンタルで獲得した。
ラヒームとカリドゥの入団
スタンフォードブリッジの新時代の最初の契約は、マンチェスター・シティからやってきたイングランド代表のラヒーム・スターリングとなった。
そして、プレシーズンのアメリカ遠征中に、セネガル人のカリドゥ・クリバリがラスベガスに降り立ち、契約を完了させた。この経験豊富なディフェンダーは、ブルーズにっての長年のターゲットであり、今回ナポリから加入した。
ククレヤと若手の獲得
ブライトンでのプレミアリーグデビューシーズンに活躍したマルク・ククレヤは、その後、8月の第1週にチェルシーへの移籍を完了させた。
そしてフロントがチームに加えたのは、経験値だけではない。水曜日にレスターから21歳のウェスレイ・フォファナが中央の守備のオプションをさらに強化するために加入し、2029年までの契約にサインをした。
その前には、イングランドで最も評価の高い若手の一人であるカーニー・チュクエメカがアストンヴィラから、また19歳のMFチェーザレ・カサデイがインテル・ミラノから入団した。
GKのガブリエル・スロニナはシカゴ・ファイアーから、エディ・ビーチはサウサンプトンからチェルシーに移籍した。前者はシカゴに1月までレンタルで残ることになる。
アカデミーでは、オマリ・ハッチンソン(アーセナル)とザック・スタージ(ブライトン)の2人を獲得した。
完全放出
マルコス・アロンソは、チェルシーでの数々のトロフィー獲得に貢献したが、期限日に双方合意の上で、ブルーのキャリアを閉じた。
また、アントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)と15年間チェルシーに在籍していたアンドレアス・クリステンセン(バルセロナ)が別れを告げた。
ティモ・ヴェルナーはブリッジでの2シーズンを終えてライプツィヒに戻り、サウールのアトレティコ・マドリードからのレンタルも終了した。
エメルソン・パルミエリはウェストハムに移籍し、ロス・バークリーは双方合意の上で退団し、ダニー・ドリンクウォーターは契約終了となった。期限日には、ビリー・ギルモアがブライトンへ完全移籍し、ケネディがレアル・バリャドリードと契約した。
その翌日、トルコの移籍市場がまだ開いている中、ミシー・バチュアイがフェネルバフチェに移籍した。
チャーリー・ムソンダ(レバンテ)、ジェイク・クラーク=ソルター(QPR)、マット・ミアズガ(シンシナティ)、ティエルノ・バロ(ヴォルフスブルク)、カルロ・ジガー(HNKゴリツァ)、ジョージ・ナン(ダービー)、エドウィン・アンデルソン(ストーク)、ルーク・バドリー=モール(ストーク)、サビエル・ムブヤンバ(フォーレンダム)、ジョージ・マクイクラン、ジョシュ・トービンも退団した。
レンタル移籍
今シーズンも多くの選手が他クラブにレンタル移籍した。レヴィ・コルウィルはブライトンで成長を続け、ネイサン・バクスター、ハーヴェイ・ヴェイル、サビエル・シモンズ(ハル)、デュジョン・スターリング(ストーク)、ババ・ラーマン(リーディング)、ティーノ・アンジョリン(ハダースフィールド)、(写真下)イアン・マートセン(バーニー)がチャンピオンシップに参加する。
ルーカス・バーグストローム(ピーターバラ)、ジェイミー・カミングとヘンリー・ローレンス(MKドンズ)、ブライアン・フィアベマ(フォレスト・グリーン・ローヴァーズ)、ジョー・ヘイグ(ダービー)、ジェイデン・ウェアハム(レイトン・オリエント)、サム・マクレランド(バロー)、イーサン・ワディ(ウォーキング)はイングランドリーグの下部リーグでプレーすることになる。
海外では、カラム・ハドソン=オドイがバイヤー・レヴァークーゼンへのレンタル移籍を果たした。ロメル・ルカクはインテル・ミラノに戻り、マラング・サールは母国のモナコで、イーサン・アンパドゥはセリエAのスペツィアに移籍した。