2年ぶりのチャンピオンズリーグを戦うチェルシー。スタッツを振り返り、ヴァレンシアとの初戦に備えよう…
チェルシー v ヴァレンシア 直接対決
ヴァレンシアとの対戦は過去6度。そのうち4度は2007年の対戦だ。2006/07シーズンのチャンピオンズリーグ準々決勝ではチェルシーが2戦合計3-2で勝利している。ロンドンで1-1のドローに終わったブルーズはメスタージャで2-1と勝利した。そのシーズンは準決勝でリヴァプールと対戦し、PK戦の末に敗れている。
その翌シーズンにはグループステージで対戦。ヴァレンシアでは2-1と勝利したチェルシーがロンドンではスコアレスドローに終わった。チェルシーはグループ首位、ヴァレンシアは4位でグループステージを終え、チェルシーはモスクワで行われた決勝戦に進出。決勝ではマンチェスター・ユナイテッドにPK戦の末敗れている。
チャンピオンズリーグ制覇を果たした2011/12シーズンにはヴァレンシアとグループステージで同組に。アウェイではランパードがネットを揺らし1-1のドロー、ホームでは3-0でヴァレンシアを下している。
チェルシーのチャンピオンズリーグ、ホームゲームでの最多得点勝利
2014/10/21 チェルシー 6-0 マリボル グループステージ2017/09/12 チェルシー 6-0 カラバフ グループステージ
ヴァレンシアのチャンピオンズリーグ、アウェイゲームでの最多得点勝利
2001/03/07 シュトゥルム・グラーツ 0-5 ヴァレンシア グループステージ
ヨーロッパでのチェルシー
チェルシーがヨーロッパで戦うのはこれが28シーズン目。チャンピオンズリーグの出場は16度目だ。
チャンピオンズリーグ初出場は20年前の9月。予選3回戦でスコント・リガを下し、本戦出場を決めた。初戦ではスタンフォードブリッジでACミランと対戦している。チャンピオンズリーグでの勝率は50%だ。
チェルシーはチャンピオンズリーグのホームゲームにおいてここ12戦で1敗のみ(6勝5分)。唯一の敗戦は2015/16シーズン、ラウンド16でのPSG戦だ(1-2)
2017/18シーズンのグループステージではアトレティコ相手にアウェイで2-1と勝利。ラ・リーガ勢との対戦では過去8試合でこの1勝のみ(4分3敗)
2018/19シーズンにはオリヴィエ・ジルーがヨーロッパリーグで11ゴール4アシスト。これはチャンピオンズリーグも含めて最も多くゴールに絡んだ数字となる。
チェルシーは2018年3月のバルセロナ戦以降から続くチャンピオンズリーグ16戦無敗(PK戦を除く)を狙う。
ブルーズはスーパー杯を含め、ヨーロッパにおいて最近9試合中5試合で3得点以上を記録。昨シーズンのヨーロッパリーグでは36ゴールを記録しており、これは2010/11シーズンのポルトより1点少ない数字だ。
チャンピオンズリーグで100試合以上を戦った21クラブの中で、チェルシーは4番目に高い1試合平均ゴール数を誇る(1.71)。これを上回るのはレアル・マドリッド(2.13)、バルセロナ(2.02)、バイエルン・ミュンヘン(1.90)のみだ。
ブルーズはヨーロッパのホームゲームにおいて38試合連続得点中。合計99ゴール(1試合平均2.6)を決めている。最後に無得点に終わったのは2011年4月、準々決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦だ。
フランク・ランパードは監督として初めてのチャンピオンズリーグ。チャンピオンズリーグ出場試合数でランパード(102試合)を上回るのはジョン・テリー(109試合)だけだ。
チェルシーマイルストーン
セサル・アスピリクエタとウィリアンは次の試合でブルーズ加入後ヨーロッパ通算50試合出場を達成。これまで50試合以上に出場している国外出身選手はチェフ(105)、ドログバ(74)、イヴァノヴィッチ(66)、ミケル(65)、エデン・アザール(55)、ラミレス(55)だ。
ヴァレンシア スタッツ
昨シーズン
ラ・リーガ - 4位コパ・デル・レイ - 優勝チャンピオンズリーグ - グループステージヨーロッパリーグ - 準決勝最多得点者:ロドリゴ 15点
先週の水曜日、ヴァレンシアは2年間指揮を執ったマルセリーノを解任。元スペインU21代表コーチのアルベルト・セラーデスが後任だ。セラーデスにとってはこの試合が初陣となる。
ヴァレンシアがチャンピオンズリーグのグループステージを戦うのはこれが12度目。1999/2000、2000/2001シーズンには決勝戦へ出場したが、2012/13シーズン以降ラウンド16へ進出できていない。
昨シーズンはユヴェントス、マンチェスター・ユナイテッドに次いでグループ3位でフィニッシュしたヴァレンシア。ヨーロッパリーグではセルティック、クラスノダール、ヴィジャレアルを下し準決勝へ進出。しかし準決勝ではアーセナルにアウェイで1-3、ホームで4-2といずれも敗れ敗退した。
ヴァレンシアは対イングランド勢のアウェイゲーム最近19試合で3勝10分。一方、アーセナルに敗れるまでは3試合連続クリーンシートを記録していた。
ヴァレンシアは開幕4戦で4ポイント。現在はラ・リーガで首位セヴィージャと6ポイント差の13位だ。
その他
出場停止はなし。
チャンピオンズリーグでは警告3枚で1試合出場停止となる。
チェルシー v ヴァレンシア 主審 VAR
主審:ジュネイト・チャクル
VAR:メテ・カルカヴァン擁するトルコのチーム