ウルブス戦で素晴らしいチームパフォーマンスを見せたブルーズ。これで10月は3連勝となった。この試合をデータを見ながら振り返ってみよう!

チェルシーは試合開始のホイッスルが吹かれた瞬間から、ウルブスの攻略を開始した。105秒後、コナー・ギャラガーが最初のシュートを放ったとき、相手はたった1本のパスしか通していなかった。

包囲網

これは、前半放った15本のシュートの最初のもので、15本目はカイ・ハフェルツがアディショナルタイムに決めたヘディングシュートだった。そして、前半のポゼッションは70%弱を占めた。

15本のシュートのうち、枠内へはわずか4本で8本はゴールから外れた。フィールドプレーヤーでシュートを打たなかったのは、マルク・ククレヤだけとなった。

ウルブスのディフェンスと中盤の間、そしてその先にいる流動的な4人の攻撃陣の動きによって、危険なエリアまでボールを運び、シュートチャンスを作り出したチェルシー。ジョルジーニョとルベン・ロフタス=チークが中央で、可能な限りスピーディーにボールを前線に送ったことは称賛に値する。

右サイドの脅威

前半は特に、セサル・アスピリクエタとギャラガーのコンビが素晴らしい効果を発揮し、右サイドが主な脅威となった。両者ともキーパスを3本出した。一方、メイソン・マウントは左サイドに流れて数的有利をつくり、トレヴォ・チャロバーも時々攻撃参加した。

もちろん、マウントがハフェルツにクロスを送ったのもその部分からだったが、ハフェルツ、プリシッチ、そしてマウント自身も、右サイドのクロスから得点してもおかしくなかった。

後半、特にプリシッチのゴール後はチャンスが大幅に減少したが、5回のシュートのうち3回でゴールを決め、そのうち2回で得点するなど、より効率的に攻めることができた。

この試合でチェルシーは20本シュートを放ったが、枠外からのシュートはわずか3回。得点者のプリシッチとハフェルツは、それぞれ最多の4本を記録している。

マウントとカリの活躍

マウントは、1トップのハフェルツの後ろに位置することで、彼の能力を最大限に引き出せた。5本のキーパスを出し、そのうちの2本はインターバル後にハフェルツとプリシッチのゴールのアシストだった。また、チェルシーでは最多の2本のドリブルを成功させ、自らも3本のシュートを放った。

もう一人、統計的に目立ったのはカリドゥ・クリバリだった。4回の空中戦、3回のクリア、そしてギャラガーと並んで5回のタックルを決めた。グレアム・ポッター監督就任後、初のリーグ戦出場となったこのディフェンダーは、ジエゴ・コスタを黙らせるのに大きな役割を果たした。元ブルーズのストライカーは、空中戦で一度も勝てず、シュートも打てなかった。

ウルブスを完封

チェルシーは現在、ブリッジにてウルブスに対して12試合負けなしだが、2019/20シーズン最終日まで遡ると、5試合ぶりの勝利だった。

2018年にウルブスがプレミアリーグに復帰して以来、チェルシーは彼らに対して先制してから勝ち点8を落としていた。この数字は、その期間では他のどの相手よりも多かったが、ホームリーグ3連勝となったこの試合、その可能性はほぼなかったと言えるだろう。ホーム3連勝は1年以上ぶりのことだ。