怪我による長期離脱から回復したベン・チルウェルは、チェルシーで自分の役割を果たす準備ができていると信じており、プレミアリーグで古くからのライバル、リーズ・ユナイテッドとの対戦を楽しみにしている。

チルウェルは、昨シーズン、チャンピオンズリーグのユヴェントス戦で膝に重傷を負い、それ以来、2021/22シーズンの最終日、ワトフォード戦の後半にベンチ入りするまで、召集されることがなかった。

復帰した直後にシーズンが終わり再び中断することになり、フラストレーションが溜まったと認めているが、チルウェルは自分の回復が期待以上であったことを喜んでおり、チェルシーのサポーターから受けた応援が、ホーネッツ戦でも離脱期間中も、自分を後押ししてくれたと語る。

「スタンフォードブリッジでピッチに戻ったときの歓迎を受けたのはよかったけど、すぐにシーズンが終了してしまったのは残念だった。」

「でも、そのおかげで、1ヶ月の休みの間に、プレシーズンに向けて最高のコンディションで臨めるよう、自分を追い込むモチベーションと原動力を得ることができた。」

「精神的には、思っていたよりずっと楽だった。怪我をしたときも、それほど障害はなかったし、リハビリもうまくいったし、それほど難しくもなかった。」

「もうひとつは、ユヴェントス戦で怪我をした日から今日まで、ずっと応援してくれたファンの存在が大きかった。ファンはずっと見守ってくれたし、早く復帰して彼らの前でプレーできるよう、後押ししてくれる自信も与えてくれた。」

今シーズンの開幕日、1-0で勝利したエヴァートン戦に先発し、1時間強プレーした後、今週初め、キングスメドウで行われたフラムとの育成チーム戦に出場し、完全復帰への次の段階を迎えた。

「試合には負けたけど、個人的には90分出られたのは良かった。90分プレーするのは数ヶ月ぶりだし、監督からも体力回復、スピードアップが必要だと言われ続けているんだ。」

「トレーニングと実戦はまったく異なるのは、サッカー選手なら誰でも知っていることだ。トレーニングは好きなだけできるけど、試合はまったく違うから、準備万端にしておくために試合を消化する必要がある。監督とも話したけど、月曜日に試合に出たことが良かった。90分間自分の脚でプレーできたし、今後につなげていきたい。」

「コンディションについては、月曜日に90分間プレーして、とても良い感じだった。自信もあるし、精神的にも、肉体的にも、とてもいい状態だよ。チームを助ける準備はできているし、監督にもそのことを伝えてある。でも、チームには質の高い選手がたくさんいて、みんなポジションを争っている。自分にできることは、一生懸命練習して、監督に準備ができていることを伝えることだけだ。」

チルウェルと先発の座を争っている優秀な選手の一人が、今シーズン開幕直前にブライトンからブルースに移籍したマルク・ククレヤだ。しかし、チルウェルは、このレベルでは激しいポジション争いは当然のことであり、プロサッカー選手にとってはキャリアの一部であり、向上心を持ち続けるためのモチベーションの源であると信じている。

「もちろん、ポジション争いはあるけど、それは競技の中での戦いであり、それによって2人とも選手として成長し、チームを助けることになるんだ。これは、自分のキャリアの中でずっと続いていることで、みんな同じだ。レスターではクリスティアン・フックスと、ここ数年はマルコス(・アロンソ)と一緒にやってきた。」

「それは誰にとっても同じことだ。ロッカールームで誰に聞いても、みんな才能のある選手とポジションを争っている。チェルシーという世界でも有数のビッグクラブにいるのだから、各ポジションに非常に才能のある選手が揃うことになる。もちろん、それはクラブにとってもグループにとってもプラスになる。毎日トレーニングでお互い切磋琢磨しながら、スタメンを狙えるようにし、みんなのレベルを上げているんだ。」

トーマス・トゥヘル監督がチルウェルを次のリーズ戦に起用するかどうかはまだわからないが、チルウェルにとってエランド・ロードのファンの前でプレーするのは初めての経験となる。昨年3月に0-0で引き分けた際は、パンデミックにより無観客での試合となった。

しかし、1970年のFAカップ決勝での優勝を含め、60年代後半から70年代前半の壮絶な戦いから50年以上続く両クラブのライバル関係を、そのときでさえも感じることができたと、彼は言う。

「ファンがいない状態でも、とても難しいゲームだったし、強いライバル関係があるのはわかるよ。リーズがどんなチームかみんな知っている。リーズはよく走り、競争心が強く、アグレッシブで、いい選手が揃ったチームだ。」

「リーズはフィジカルの強いチームで、プレミアリーグに戻ってきてから非常にオープンなスタイルの試合をしてきている。どのチームとも戦えるという自信があるし、実際にフィジカル面では相当苦しめられる。」

「エランド・ロードではサポーターの前でプレーしたことはないけど、とても敵対的なスタジアムだと聞いている。だから、とてもタフなゲーム、フィジカルなゲームになるだろうね。」