今夜のチャンピオンズリーグではリールと対戦。リールはフランス勢としてスタンフォードブリッジで公式戦を行う5つ目のチームだが、これまでにチェルシーを下したのは1チームだけだ。

これまで、チェルシーはスタンフォードブリッジでフランス勢4チームと8度にわたって対戦している。いずれもチャンピオンズリーグでの一戦だ。ブルーズはフランス勢相手にホームで4勝3分1敗と相性が良い。今回はスタンフォードブリッジで行われてきたフランス勢との対戦を振り返ろう。

マルセイユ

マルセイユと対戦したのは、2000年3月まで遡る。スタンフォード・ブリッジでチェルシーが初めて対戦したフランスのクラブとなり、マルセイユは2次グループリーグでロンドンにやってきた。チェルシーにとっては、初めてのチャンピオンズリーグでもあった。マルセイユをホームに迎えたチェルシーは、デニス・ワイズの前半の得点により、ジャンルカ・ヴィアッリの下1-0で見事勝利を収めた。その10年後、再びマルセイユと対戦することとなるが、アンチェロッティ率いるチェルシーはまたも勝利を挙げる。しかし、それに貢献したのもまた、フランス人プレーヤー達だった。ガエル・カクタのコーナーキックからジョン・テリーが先制点を決め、その後、ニコラ・アネルカがPKを成功させたのであった。

モナコ

フランスのクラブとして2つ目に対戦したチームはモナコだ。ホームでは引き分けたものの、チェルシーファンにとっては苦い記憶となった。2003/04シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでは、ファーストレグをアウェイで落としたため、決勝進出のために勝利が絶対条件であった。前半をイェスパー・グロンキアとフランク・ランパードのゴールで2点リードして折り返すまでは、ゲーム運びは上手くいっているように見えた。この時はアウェイゴールの差で決勝進出を決められる状況にあったが、後半に2点差を追いつかれて敗退へと追いやられた。

ボルドー

2008/09シーズンのチャンピオンズリーグ、グループリーグ初戦の相手はボルドー。アネルカは再び古巣相手にゴールを決めたが、その頃にはすでに勝敗はついていたといえる。開始15分にランパードのヘディングで試合が動き、ジョー・コールもヘディングで追加点を挙げた。アネルカのダメ押し弾の前には、フローラン・マルダが豪快な3点目を決め、守ってはペトロ・チェフがピンチを作らず試合を締めた。

PSG

チェルシーとPSGの両チームの過去20年間の変化から、両チームが対戦している成績をみても驚くべきことはない。過去4度の対戦は、PSGをフランスの中で身近なライバルとして確立させていった。初顔合わせとなったのは、2004/05シーズンのチャンピオンズリーグ、グループステージで、チェルシーが50年ぶりのリーグタイトル獲得に向けて歩みを進めている中での対戦となった。しかし、当時のPSGは国内の中では、まだまだチャンピオンズリーグの常連とは呼べない状況だった。パリでの3-0の勝利も含め、そのシーズンのグループステージにてそれまで4試合全てで勝利を収めていたため、ホームでの0-0という結果は受け入れがたいものだった。

チェルシーがPSGを下した1年後の一戦ではディエゴ・コスタとエデン・アザールがネットを揺らしたものの、試合は2-2のドロー。結果的にはPSGがアウェイゴールの差で次のラウンドへ進むこととなった。

その後2016年に対戦した際にも1-2とPSGに敗れている。今夜スタンフォード・ブリッジにリールがやってくるが、いつも通りのパフォーマンスで勝利を挙げてくれることを祈るばかりだ。