ウェンブリーでEuro 2020優勝を遂げたイタリア代表の二人が欧州ダブルを達成したブルーズの仲間入りを果たした。

ジョルジーニョとエメルソン・パルミエリが、この6週間でチャンピオンズリーグとEuro 2020を制覇し、これまで欧州ダブルを達成した14人の仲間入りを果たした。2人は日曜日に行われたイングランドとの決勝戦に出場。イタリアが同点弾を決めPK戦に持ち込み、3-2で勝利してイングランド代表の地元ロンドンでのパーティーを台無しにした。

クラブでは、トーマス・トゥヘル監督が率いるブルーズはノックアウトステージでアトレティコ・マドリード、ポルト、レアル・マドリードを破り、決勝ではカイ・ハフェルツの得点でマンチェスター・シティを破り優勝を遂げた。

彼らは、2012年にミュンヘンでCL優勝しスペイン代表としてEuroを制したフェルナンド・トーレスとフアン・マタ、そして2000年に欧州チャンピオンになったニコラ・アネルカと同じ偉業を達成したことになる。

ジョルジーニョ

ジョルジーニョは7試合すべてに中盤で出場し、試合の流れをコントロールした。グループリーグ最終戦のウェールズ戦の終盤、マンチーニ監督は彼を途中交代したが、その15分以外は今大会フル出場を果たした。

大会序盤にマルコ・ヴェッラッティが欠場した際には、29歳の彼がイタリアの中盤をリードし、経験を生かして状況に応じてプレーの緩急をつけた。

準決勝のスペイン戦では1-1に終わった激戦の末、冷静にPKを成功させはイングランドとの決勝戦進出を決めた。

決勝のPK戦ではジョーダン・ピックフォードの見事なセーブに阻まれたジョルジーニョだったが、ドンナルンマがイングランド5人目ブカヨ・サカのシュートを防ぎ、3-2でイタリアの優勝が決まった。

このタイトル獲得は、ブルーズ副キャプテンにとって素晴らしいシーズンの締めくくりとなり、チームメイトや専門家からはバロンドール候補として注目されている。

クラブ・代表合わせて今季56試合に出場し、春にはチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて、トッテナムやレスターなどを相手にチェルシーにとって重要なゴールを決めた。

ピッチ上ではクールに、そしてピッチ外では陽気に振る舞うジョルジーニョは、今季のリーグ戦でクラブ得点王に輝いた。EURO 2020では、準決勝のPK戦以外でゴールを決めることはできなかったが、彼の影響力は今やヨーロッパの頂点に立つグループにとって重要であることに変わりはない。

エメルソン・パルミエリ

この大舞台で信頼を得たエメルソンは、期待を裏切ることなく、準決勝以降イタリア代表のレギュラーとして、2006年以来のトロフィー獲得に向けて重要な役割を果たした。

グループリーグのウェールズ戦では、素晴らしい活躍を遂げていたレオナルド・スピナッツォーラの代役として出場し、準々決勝のベルギー戦以降は、負傷したスピナッツォーラに代わってスタメン出場を果たした。

アキレス腱を痛めたスピナッツォーラが代表を離脱することになったため、エメルソンが左サイドバックのポジションを獲得し、チームの成功に欠かせない攻撃を担うことになった。同時に、スペインとイングランドの両チームの攻撃陣を抑え、チャンピオンにふさわしい活躍を見せた。

クラブでも、2020/21シーズンにエメルソンが出場した大半の試合はカップ戦だった。

FAカップでは決勝戦までの全試合に出場し、カラバオカップでも2試合に出場したが、彼にとってのハイライトはチャンピオンズリーグだった。

ホームでのアトレティコとのラウンド16第2戦で試合終了間際にピッチに立ったばかりの彼は、クリスチャン・プリシッチのパスに反応し、ファーストタッチで正確なシュートをファーサイドに決めた。

そしてこのゴールの後、イーストスタンドで観戦していたチアゴ・シウバ、メイソン・マウント、ジョルジーニョの伝説的なシーンが生まれたのだった。

日曜の夜、ロンドンでは赤、白、緑の服を着たファンたちが、ジョルジーニョとエメルソンの欧州ダブルを祝ったのだった。