チェルシーはローテーションしたメンバーでワトフォードに2-1で勝利し、2021/22シーズンの幕を下ろした。データを見ると、この試合に出場した選手の何人かは、重要な役割を果たしたようだ。

スタンフォードブリッジで行われたワトフォードとの最終節、ブルーズはケネディがゴール前にボールを運び、カイ・ハフェルツが至近距離でゴールを決めて先制したが、通常時間の残り4分でダン・ゴズリングが同点ゴールを決め、一時は引き分けに持ち込まれるかと思われた。

しかし、アディショナルタイムに入った瞬間、リース・ジェイムズのチップクロスから交代出場のロス・バークリーがヘディングで勝ち越しゴールを決めた。このゴールはバークリーにとって今季初ゴールであり、1シーズンで21人の異なる選手がゴールを決めるというクラブ新記録となった。

インパクトを与える

日曜日の試合前、バークリー、サウール・ニゲス、ケネディの3人は、2021/22シーズンのプレミアリーグでの出場が合計14試合だったが、最終節のワトフォード戦では、3人とも重要な役割を果たし、勝利に貢献した。

バークリーはベンチからの出場だったため、28分+アディショナルタイムしかなかったが、ピッチに立った瞬間から明らかにその強い意思を示していた。今シーズン、まだゴールのない3人のフィールドプレーヤーの1人であることを意識してか、18番は絶えず前に出て、その事実を覆そうとゴールを狙った。

バークリーの3本のシュートを上回ったのは、メイソン・マウントとハフェルツ(ともに5本で最多)だけだったが、28歳のバークリーは、決勝点を含む3本すべてが枠をとらえた。この枠内3本のシュートは、試合の3分の1しかピッチに立っていないにもかかわらず、どの選手よりも多く、ワトフォードの全選手を合わせた数にも匹敵するものであった。

サウールとケネディには、より多くの時間が与えられた。ソウルはフル出場し、ケネディは今シーズン唯一のプレミアリーグでの出場で60分過ぎに交代した。

サウールもバークリー同様に執拗にゴールを狙い、3本のシュートはすべてエリア外からで、そのうち2本が枠を捉えた。一方のケネディはチャンスを供給する役割に徹し、彼の記録したキーパス2本を上回ったのはジェイムズのみで、先制点をアシストした。

前に進む姿勢

トーマス・トゥヘル監督がシーズン最後の試合に向けて行った選手交代は、チームの形にも微妙な変化をもたらした。

サウールは中盤のかなり深い位置に座り、エンゴロ・カンテに前線への攻撃参加を任せ、左サイドのジェイムズと攻撃的なオプションのケネディは普段のウイングバックよりもさらに高い位置でプレーした。

しかし、この2人のウイングバックはしばしば危険なエリアに入り込むことにより、マウントとハキム・ツィエクがサイドからエリア内にボールを供給するのを促した。これは、この2人がチェルシーの選手としては最多となる4本のクロスをそれぞれ記録したことが示している。

また、サウールのカバーリングにより、チアゴ・シウバがより多くボールをもつことができた。その結果、シウバのボールタッチは107回(セサル・アスピリクエタの120回に次ぐ2番目)、98%という驚異的なパス成功率を残した。

相手の脅威

一方、ワトフォードは攻撃的なケネディの背後のスペースを狙い、攻撃の49パーセントを左サイドに集中させていたようだ。

しかし、サウールの助けもあって、ケネディはホーネッツの攻撃を凌ぐことができた。サウールの10回のタックルは試合トップで、ケネディの6回に並んだのはカンテだけだった。サウールの8回のタックル成功も最多で、ケネディはワトフォードのDFクリスチャン・カバセレと並んで5回で2位につけた。