土曜日のニューカッスル戦でゴールを決めたリース・ジェイムズ、チェルシーのディフェンダーの中で、プレミアリーグの試合で2ゴールを決めた選手の仲間入りを果たした。
マルコス・アロンソ、トレヴォ・チャロバー、チアゴ・シウバ、アントニオ・リュディガー、ベン・チルウェル、アンドレアス・クリステンセンなど、多くのディフェンダーが今シーズンのチェルシーのゴールに貢献している。
しかし、セント・ジェームズ・パークでマグパイズの抵抗を打ち破ったジェイムズのように、1試合で2ゴールを決めたディフェンダーはそうはいない。
ここでは、過去にその記録を打ち立てた4人のディフェンダーを紹介する。
ジョン・テリー
かつてのキャプテンであり、リーダーであり、レジェンドでもあるジョン・テリーは、ディフェンダーとしてプレミアリーグの歴代最多得点記録である41ゴールを挙げており、アウェーでのロンドン・ダービーで2度1試合2ゴールを記録している。
2004年11月に行われたチャールトン・アスレティック戦では、後半開始早々、チアゴへのファウルがPKとならなかったことにテリーは憤慨したが、その結果得られたコーナーから強烈なヘディングでゴールを決め2-0とした。さらにその3分後にはボレーシュートを決め、試合はブルーズが4-0で勝利した。
2013年4月には、クレイヴン・コテージで行われたウェスト・ロンドン・ダービーでも、テリーは同じことをやってのけた。ダビド・ルイスが長距離シュートを決めて先制した後、テリーはハーフタイム直前にフアン・マタのクロスに合わせ1点目を決め、残り20分にはフェルナンド・トーレスのシュートのこぼれ球をポスト近くで頭でつめてフルハムを破った。
ブラニスラフ・イヴァノヴィッチ
2009年のチャンピオンズリーグ準々決勝、リヴァプール戦で3-1の勝利を収めた際、イヴァノヴィッチはチェルシーで初めての2ゴールを挙げ、ファンの間で確固たる人気を得た。
さらに、イヴァノヴィッチは2010年のチャンピオンズリーグ、スパルタク・モスクワ戦(4-1)、2012年3月のプレミアリーグ、アストンヴィラ戦(4-2)でも2ゴールを挙げている。
ヴィラ戦では、イヴァノヴィッチの貢献は極めて重要だった。ヴィラが2点差から同点に追いついたものの、残り7分でコーナーからイヴァノヴィッチがヘディングで2度目のゴールを決めて再びリードし、さらにロスタイムにはトーレスがダメ押しゴールを決めた。
マルコス・アロンソ
2016年にチェルシーに入団して以来、マルコス・アロンソはプレミアリーグでの3回の1試合2得点を含む25ゴールを挙げている。
2017年1月に行われたレスター・シティ戦では、6分後に右足で先制点、そして後半には左足で2点目を決め、チームは3-0で勝利してリーグタイトルを獲得した。
翌年の8月、ウェンブリーで行われたトッテナム・ホットスパーとの試合でも、開始24分後に見事なフリーキックでゴールを決め、後半2分には素早いカウンター攻撃から勝ち越しのゴールを叩き込み、チームは2-1で勝利した。
最近では、2020年2月下旬に行われたボーンマス戦で2-2の引き分けに貢献した。この試合では、前半にアロンソが先制点を挙げた後、チェリーズが3分間で2得点してリードを奪ったが、後半5分にアーロン・ラムズデールがペドロのシュートをファインセーブで阻んだ後、アロンソが頭で押し込みゴールを決め、なんとか勝ち点1をゲットした。
アントニオ・リュディガー
テリーやイヴォノヴィッチ、アロンソのようにはコンスタントにゴールを決めていないリュディガーだが、2019/20シーズンのレスター・シティ戦でこの記録を達成した。
後半開始1分にメイソン・マウントのコーナーにヘッドで合わせて均衡を破ったが、フォックスはハービー・バーンズと未来のブルー、ベン・チルウェルのゴールで後半半ばに2-1と逆転した。
しかし、その19分後、リュディガーは再びマウントと見事なコンビネーションを見せ、彼のフリーキックに合わせて見事なヘディングシュートを放ち、GKカスパー・シュマイケルを破り2-2とした。
この結果、リーグを4位で終えたブルーズが、5位のフォックスに4ポイント差をつけて翌年のチャンピオンズリーグへの出場権を獲得した。