チェルシー加入後初めて4試合連続スタメン出場となったエメルソン・パルミエリ。シーズン開幕からの数週間を振り返り、プレー水準や強度、モチベーションを高く保てば結果はついてくると話している。
フランク・ランパード率いるチェルシーは期待のあふれるシーズン開幕を過ごしている。レフトバックのエメルソンは開幕から数週間を振り返り、最もポジティブな面を語った。
ドローに終わったレスター戦ではパス、ドリブル、タックルの回数でトップになるなど印象的な数字を残したエメルソン。マンチェスター・ユナイテッドとの開幕戦ではクロスバー直撃のシュートを放っていた。
組織としてのプレーや試合へ向けた姿勢を継続することが大切だと語るエメルソンはすぐに結果が伴うはずだとコメント。
「新監督、新たなフットボールで迎える新シーズンだ」25歳のエメルソンは話す。「昨シーズンよりも若いチームとなったけど、ここ3試合は結果を手にすることができなかったとはいえ高いレベルのフットボールを見せたはずだよ」
- ノリッチ VS チェルシー - スタッツ
2018年1月にローマから加入したエメルソンにとってはランパードがチェルシーで3人目の監督だ。加入時はアントニオ・コンテ、そして昨シーズンはマウリツィオ・サッリのもとでプレーしている。素早く、攻撃的なフットボールを志向するランパードの考えは新鮮だと話した。
「フランクのもとではとてもダイレクトなフットボールをしている。相手ゴール前へ攻撃を仕掛けるんだ。センターフォワードへのクロスが多くなるよ」
「チームとしてチャンスを作っているし、ゴールも生まれるはずだ。レスター戦の開始15分間は枠内シュートも多かったし、マンチェスター・ユナイテッド戦ではタミー・エイブラハムや自分のシュートがポストに当たっている。フランクはそういったプレーを求めているよ」
「プレー強度やダイレクトで攻撃的なフットボールがメッセージとなっている。このチームにはそれができるクオリティがあるから、トレーニングに臨んでいるよ。監督のもとで大きく成長するポテンシャルがあるんだ。自分たちはこのやり方が気に入っているし、結果はすぐについてくると確信している」
18ヶ月前にロンドンへとやってきたエメルソンの決意は変わっていない。チェルシーで2つのトロフィーを獲得したエメルソンはセリエAからの移籍が成功だったと語る。
「1年半前にやってきて、チェルシーの選手であることが嬉しいよ。自分はまだ25歳で、大きなポテンシャルがある。ここにいてハッピーだし、それこそが自分の成長に繋がるんだ」
「自分の決意は、いつだってベストを尽くしてチームの勝利に貢献することだ。FA杯とヨーロッパリーグで優勝したし、それは自分にとっての目標でもあった。ベストを尽くして、チェルシーがさらにトロフィーを獲得できるようにしたいね。毎シーズン、タイトルを手にすることを目標にしているんだ」
タイトル獲得のためには勝利が必要だ。エメルソンは3試合未勝利という状況でプレッシャーは大きくなると話す。キャロウ・ロードで迎えるノリッチ戦で勝利を狙うエメラルドだが、最も大切なことはチームとして団結して毎週成長を続けることだと語った。
「シーズン開幕から3試合で勝利がないというのは難しい状況だよ。いつだって勝利を狙っているからね。マンチェスター・ユナイテッドやレスター相手の試合はタフだったけど、3ポイントを取らないとね」
「チェルシーのようなビッグクラブではプレッシャーもあるが、それもフットボールのひとつだ。自分たちのベストを尽くすために一番のことをするよ」
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