各選手の2021/22シーズンを振り返るこの企画。今回はカラム・ハドソン=オドイとマラング・サールの2人のキャンペーンを詳細に見ていこう。

カラム・ハドソン=オドイとマラング・サールにとって波のあるシーズンとなった2021/22。同じような時期に怪我と疲労が大きく影響したものの、その浮き沈みの理由はまったく異なっていた。

ハドソン=オドイが体調の問題でキャンペーン後半の大半を棒に振ったのに対し、サールは長い間ベンチで我慢していたが、年明けに他の選手が離脱したことでチャンスを与えられた。

カラムのポジションチェンジ

シーズン当初、トーマス・トゥヘルはハドソン=オドイをウイングバックの攻撃的なオプションとして見ていたようだ。右サイドのリース・ジェイムズとセサル・アスピリクエタの代役として、シーズン初戦のUEFAスーパーカップでビリャレアルを下したときに、この役割で先発したように、ヘッドコーチにとって戦術の柔軟性を高める存在となった。

プレミアリーグとカラバオカップでアストンヴィラに勝ったときも、ウイングバックとして出場し、その1試合目がチェルシーでの100試合目の出場になった。しかし、ホームでのサウサンプトン戦では、より高い位置でチャンスを与えられ、そのポジションでチームに貢献し、次の試合、ノリッチを7-0で破った試合で初ゴールを決めるなど、より充実したプレーを見せるようになったのだ。

ハドソン=オドイは、チャンピオンズリーグのグループステージで、マルメとのホーム&アウェー戦でアシストを記録し、アウェーでの唯一のゴールとなったハキム・ツィエクへのクロスは特に重要なものだった。スタンフォードブリッジでは、ユヴェントスを4-0で破り、チャンピオンズリーグ初得点をマークした。

ストップ、スタート、ストップ

しかし、ユーヴェ戦のゴールのすぐ後、コロナウイルスに感染したことで、カラムのシーズンは中断された。この不運を乗り越え、復帰したボクシング・デーには、アストンヴィラに3-1で勝利し、最初の2ゴールをアシストした。FAカップ3回戦では、トッテナムを相手にゴールを決め、ツィエクへのアシストも記録し勝利に貢献した。

ハドソン=オドイの今シーズンのハイライトは、FIFAクラブワールドカップでアブダビに遠征した2月上旬に訪れたと言える。パルメイラスとの決勝戦では、ウイングバック(左サイド)として先発出場し、ロメル・ルカクがクロスを上げてゴールを決め、延長戦の末に優勝を果たした。

しかし、負傷のため、トゥヘル監督はロンドンへの帰国後、ハドソン=オドイを休ませざるを得なくなった。翌月、FAカップ5回戦のルートン戦に先発出場し、復帰を目指したが、結局、これがクラブワールドカップでの優勝後の唯一の出場となった。

サールの穏やかなスタート

ポルトにレンタル移籍していた1年目を終えプレシーズンにトーマス・トゥヘル監督のチームに合流したサールは、キャンペーンの初期段階から徐々に試合に出場するようになり、ヘッドコーチは、このフランス人選手の試合でのプレーを見る機会を得た。

サールは、カラバオカップ・アストンヴィラ戦でチェルシーデビューを果たし、次のラウンドででもサウサンプトンにスタンフォードブリッジにて1-1の引き分けからPK戦で勝利した試合も再びフル出場した。

この2試合の間に、プレミアリーグでの初出場も果たし、ブレントフォードとのアウェー戦で1-0のクリーンシート達成に貢献し、カラバオカップで同じ相手に勝ったときにも、クリーンシートを達成した。

勝ち取った信頼

シーズン前半は、主にトーナメントでプレーしたサール。国内カップ戦でもレギュラーとして出場し、トゥヘル監督が負傷とコロナ感染によって4バックの編成に変更した際には、左サイドバックとして出場した。

1月上旬に行われたカラバオカップ準決勝のトッテナム戦では、特に印象的なプレーを見せ、同月のプレミアリーグのマンチェスター・シティ戦とスパーズ戦でも先発出場を果たした。

監督からの信頼も厚く、FIFAクラブワールドカップでは2試合とも途中出場するなど、3月中旬までプレーし続けた。しかし、他のディフェンダーの復調により、残りのシーズンは常に交代要員として出場していたものの、わずか3試合の出場にとどまり、プレミアリーグでアーセナルにホームで4-2と敗れた試合が唯一の出番となった。

カラム・ハドソン=オドイ 2021/22 シーズン・スタッツ

出場回数:28

スタメン:22

交代出場:16

ベンチ:11

プレー時間(分):1,974

ゴール:3

アシスト:8

マラング・サール 2021/22 シーズン・スタッツ

出場回数:21

スタメン:16

交代出場:2

ベンチ:31

プレー時間(分):1,712

ゴール:0

アシスト:0

カラム・ハドソン=オドイ プレミアリーグ出場試合数 2021/22

カラム・ハドソン=オドイは今シーズン、チェルシーでプレミアリーグ15試合に出場し、うち4試合で途中出場した。

カラム・ハドソン=オドイ チャンピオンズリーグ出場試合数 2021/22

カラム・ハドソン=オドイは今シーズン、チャンピオンズリーグで5試合に出場し、うち3試合は先発出場した。

カラム・ハドソン=オドイ FAカップ出場試合数 2021/22

カラム・ハドソン=オドイは今シーズン、FAカップで3試合に出場し、いずれも先発出場した。

カラム・ハドソン=オドイ カラバオカップ出場試合数 2021/22

カラム・ハドソン=オドイは今シーズン、カラバオカップに3試合出場し、すべて先発出場した。

カラム・ハドソン=オドイ UEFAスーパーカップ出場試合数 2021/22

カラム・ハドソン=オドイは、UEFAスーパーカップのビリャレアル戦に先発出場した。

カラム・ハドソン=オドイ FIFAクラブワールドカップ出場記録 2021/22

カラム・ハドソン=オドイはクラブワールドカップに1試合出場し、決勝のパルメイラス戦に先発出場した。

カラム・ハドソン=オドイの得点 2021/22

カラム・ハドソン=オドイは2021/22シーズンにチェルシーでプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップでそれぞれ1得点ずつ、計3得点を記録した。

マラング・サール プレミアリーグ出場試合数 2021/22

マラング・サールは今シーズン、チェルシーでプレミアリーグ8試合に出場し、うち2試合途中出場した。

マラング・サール チャンピオンズリーグ出場試合数 2021/22

マラング・サールは今シーズン、チャンピオンズリーグで2試合に出場し、うち1試合は先発出場した。

マラング・サール FAカップ出場試合数

マラン・サールは今シーズン、FAカップで4試合に出場し、全て先発出場した。

マラング・サール カラバオカップ出場試合数 2021/22

マラング・サールは今季、カラバオカップで5試合に出場し、全て先発出場した。

マラング・サール UEFAスーパーカップ 出場試合数 2021/22

マラング・サールはスーパーカップに出場していない。

マラング・サール FIFAクラブワールドカップ 出場試合数 2021/22

マラング・サールはクラブワールドカップで2試合とも途中出場した。

マラング・サール得点 2021/22

マラング・サールは2021/22シーズン、チェルシーでゴールを決めていない。