選手ごとに見ていくこのシーズンレポート。今回はチャンピオンズリーグに続きEuro 2020でも優勝を狙うリース・ジェイムズのシーズンを振り返ってみよう。 

この右サイドバックは、クラブと代表の両方で安定したパフォーマンスを発揮し、彼がなぜこれほど高く評価されているのかを改めて証明した。

フランク・ランパードとトーマス・トゥヘルの両監督の下、ジェイムズはレギュラーとしての地位を確立した。

開幕戦のゴール

2020/21シーズンは開幕戦のブライトンとの試合で豪快なロングシュートを決め、チームは3-1で勝利した。

ジョルジーニョが先制点を決めレアンドロ・トロサールが同点とした後、ジェイムズが追加点を決め、さらにクル・ズマの3点目を加えチェルシーが勝ち点3を獲得した。ズマの3点目につながったCKもジェイムズが蹴ったものだった。

このゴールがリースのプレミアリーグでの唯一のゴールとなったが、素晴らしいシュートだった!

先発として活躍

フランク・ランパード監督の下で、ジェイムズは経験豊富なセサル・アスピリクエタを抑えチェルシーの右サイドバックとしての地位を確立した。

トーマス・トゥヘル監督が就任したことで、アスピの出場機会は増加したが、それは必ずしもジェイムズの犠牲の上に成り立っていたわけではない。ドイツ人指揮官が好む3バックとウイングバックの組み合わせでは、アスピとジェイムズがそれぞれ右のセントラルディフェンダーと右のウイングバックとして共存することが多かった。

オールラウンドプレーヤー

ジェイムズは、3バックの右を務めることもあった。トゥヘル監督は、フォックスの前線にいるジェイミー・ヴァーディに対抗するために、ジェイムズのスピードとパワーを重視したのだ。

「リーシーは3バックでプレーし、アスピを高い位置に置いた」と、フォックスとの試合後に語ったトゥヘル監督。

「彼らがポジションを変えたのは、ジェイミー・ヴァーディがカウンターをを得意とすることを知っていて、この脅威を排除するために、彼に対してリーシーのパワー、トップスピードを発揮させたかったからだ。彼は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。とても満足している。」

リーシーは右サイドバックとして起用されることが多いが、試合終盤には守備的MFとしてプレーすることもあり、その多才さを発揮した。

トロフィーハンター

ジェイムズの、そしてチェルシーのシーズンのハイライトは、間違いなく5月末のポルトでのチャンピオンズリーグ決勝だった。

このディフェンダーは、マンチェスター・シティを1-0で破り、史上2度目のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたブルーズの一員として、重要な役割を果たした。

ジェイムズは90分間、右ウイングバックとしてプレーし、シティのラヒーム・スターリングの脅威を抑えた。

カイ・ハフェルツの決勝点でチェルシーが勝利を収め、この日のために髪型を変えたリースは、チームメイトと一緒に祝杯をあげたのだった。

さらなるトロフィー獲得?

今夜、イングランド代表としてEuro 2020の決勝戦でイタリアと対戦するジェイムズは、さらにトロフィーを獲得するチャンスがある。

これまでのところ、この大会でスリーライオンズの一員として出場したのは一度だけだが、チェルシーのチームメイトであるメイソン・マウントやベン・チルウェルとともに、イングランドが1966年のワールドカップ優勝以来のタイトル獲得を狙う。

リース・ジェイムズ 2020/21シーズン・スタッツ

出場回数 47試合

先発出場 34回

交代出場 1回

出場なし 8

プレー時間 3,532分

ゴール 1

アシスト 2

プレミアリーグ出場回数 2020/21

今季プレミアリーグ32試合に出場し、そのうち25試合先発出場した。

チャンピオンズリーグ出場回数 2020/21

今シーズンのチャンピオンズリーグで10試合に出場し、そのうち4試合途中出場した。

FAカップ出場回数 2020/21

今シーズンのFAカップで5試合に出場し、そのうち2試合は途中出場した。

カラバオカップ出場回数 2020/21

今シーズンのカラバオカップでは出場はなかった。

ゴール 2020/21

ズマは今季開幕戦の対ブライトン戦で1ゴールを決めた。