2004/05シーズン、ストライカーが躍動した完璧な1月を振り返ろう...

20042012

イングランドフットボールへの適応、秋の手術などもあり本格的に躍動したのは15年前の2015年。1月には見事な活躍を披露した。

新年最初にスタンフォードブリッジを訪れたのはミドルズブラ。しかし絶好調のドログバを抑える術はなかった。

15分にはフランク・ランパードの見事なパスがドログバに渡ると、相手CBを一人交わしボールをネットに。コーナーフラッグ付近に走り膝から滑った。これがファンにとって馴染み深いセレブレーションになるのだ。

その2分後には追加点。ランパードのFKをヘディングで決めた。試合残り10分でドログバに替わりマテヤ・ケジュマンが入った時にはミドルズブラは喜んだ事だろう。ドログバはこのシーズン序盤でのミドルズブラ戦でも決勝点を決めていた。

その後ブルーズは見事に勝利を収め、1931/32シーズン以来となるミドルズブラ戦ダブルを達成。クリスマス前からここまで最大の勝ち点12を獲得した。 アーセナルはマンチェスター・シティと引き分け、チェルシーとの勝ち点差が7に。

ブルーズの次なるアウェイでの戦いの舞台はホワイト・ハート・レーン。アレクセイ・スメルティンがエリア内でレドリー・キングに倒されPKを獲得。このPKをランパードがしっかり決めると、後半にも追加点。スパーズは18年ぶりとなるホームでのチェルシー戦勝利がお預けとなった。

「負けなしの状態が続いていたからこの試合で負けてしまうのではないかと思ったよ」と30試合で負けなしを達成した後に話したスティーヴ・クラーク。「試合後の喜びは大きな意味があったよ。調子はいいが、試合はそれほど早くにはやってこない」

そしてチェルシーは鉄壁のディフェンスを披露。スパーズに勝利しプレミアリーグ新記録となる6試合連続のクリーンシートで6連勝を達成。12月中旬のティエリ・アンリのFK以降は失点無しでここまできた。

またホームで行われたポーツマス戦でもクリーンシートを達成。ディディエ・ドログバが2ゴール、アリエン・ロッベンが1ゴールを決めて快勝。

すでに勝ち点差が10開いてしまったアーセナルにとってはかなりのプレッシャーがかかった。

「昨年から勢いがいいのは感じていたよ。勝利を重ねているからね」と話したジョー・コール。「アーセナルが良い結果を得られるかは彼ら自身にかかっているよ」