チェルシーのキャプテン、セサル・アスピリクエタがアトレティコ・マドリードのマルコス・ロレンテに代わって右サイドバックとしてユーロ2020で初出場を果たした。

スペインはユーロで開幕から2戦連続で引き分けており、ファイナルサードでの突破力不足が指摘されていた。

アスピリクエタの起用は、この問題を解決するためのものではなかったはずだが、試合開始早々、エリア内に侵入しシュートを放ち、ニューカッスルのGKマルティン・ドゥーブラフカがセーブした。そしてこれがニューカッスルのGKにとっては波乱の前半戦の始まりとなった。

ブルースのファンならば、スタンフォードブリッジで18ヶ月間、チームメイトとして共に過ごしたアスピリクエタとアルバロ・モラタの関係を思い出すだろう。そして開始から20分後、その昔ながらの連係が見事に復活した。アスピリクエタが左足で中に切り込みクロスを上げたが、モラタのヘディングシュートは惜しくも枠を外れる。

その後、スペインがPKを獲得し、モラタがペナルティースポットに立つが、彼のシュートはドゥーブラフカに弾かれてしまう。しかし、その後パブロ・サラビアのシュートがクロスバーに当たったボールをドゥーブラフカが自分のゴールに押し込みオウンゴールでスペインが先制した。

さらには、ドゥーブラフカがエリア内でボールを追う中、マンチェスター・シティのアイメリック・ラポルテがシュートを決め、スペインが2-0のリードでハーフタイムを迎えた。

アスピリクエタは2018年11月以来の国際舞台での出場だったが、これまでの25試合の中で、この試合ほど守備の規律を必要としないものはほとんどなかっただろう。

スロバキアはスペインの守備陣にほとんど脅威を与えることなく、サラビアとフェラン・トーレスのゴール、そしてもうひとつのオウンゴールによりアンダルシアには明るい雰囲気が漂う。

ラ・ロハが1試合で5得点したのは史上初のことであり、グループEのもうひとつの試合でスウェーデンがポーランドを3-2で破ったため、2位とはいえラウンド16進出を決めた。スペインはは次戦、コペンハーゲンでクロアチアと対戦する。