アンドレアス・クリステンセンは、チェルシーのイタリア代表選手とスペイン代表選手に続き、ユーロ2020での準決勝進出を決めた。

暑さのあるバクーで行われたチェコ戦で、デンマークは2-1で勝利。前半の最初と最後にゴールが決まった。

後半開始後すぐにリードが1点となり、デンマークは一瞬動揺した。チェコと同じように得点の可能性があるように見えたが、後半はほとんど何も起こらず、デンマークの選手たちはらしさを取り戻した。

クリステンセンは、チームのポゼッションが長かったこともあり、守備面ではあまり忙しくなかったが、求められたときには、スピードとコントロールを持ってそれに応えた。彼は81分間プレーした。

デンマークがリードを奪ったのは、まだ5分も経っていなかった序盤、トーマス・デラネイが、元チェルシーのトマーシュ・カラスをはじめとするチェコのディフェンスを前に、コーナーで信じられないほどのスペースを与えられフリーになった。ボルシア・ドルトムント所属のデラネイはこのチャンスを逃さず、ヘディングシュートでネットを揺らした。

カスパー・ドルベリとデラネイは、序盤に見られた緩いディフェンスを生かしきれなかった。この時点でデンマークは勝負を決められた可能性が十分あった。

クリステンセンはチェコのコーナーでタイトなマークをして正しい守備を相手に見せつけ、前半半ばには同じゴール前でカスパー・シュマイケルがトマーシュ・ホレシュのシュートを防いだ。

ハーフタイム前には、デンマークのカウンターが2回あったが、フィニッシュまでには至らなかった。しかし、ハーフタイム4分前、ヨアキム・メーレの絶妙なクロスからドルベリがボレーでゴールネットを揺らし、リードを2−0とした。

チェコは選手交代をし、前半の開始時にデンマークが決めたように、後半の開始時にチェコが一点を返した。パトリク・シックが決め、今大会5ゴールとしクリスティアーノ・ロナウドと並び得点王ランキングトップに躍り出た。

チェコのディフェンスが甘かったため、クリステンセンが前に出て危険なクロスを上げる場面などがあった。両者ともに、明確なチャンスというよりはミスによる危険な瞬間がいくつかあった。交代で入ったデンマーク代表のユスフ・ポウルセンがシュートを放ち、メーレも角度のないところからゴールを狙った

1992年にこの大会で優勝したデンマークは、同日の試合でウクライナを4-0で破ったイングランドと対戦する。この準決勝は水曜日にウェンブリーで行われる。