ピッチの外での選手たちにスポットライトを当てるこの特集。今回は、ルベン・ロフタス=チークが好きなスポーツ、ジェームズ・ボンド、そして元仏大統領夫人とのファッションショーでの出来事について語った。

まず、プレー・観戦ともに大好きだと言うテニス、そして最近注目を浴びているイギリス人選手エマ・ラドゥカヌから語り始めた。

サービスは難しい!

「昔からテニスが好きなんだ。学校ではクリケットとテニスをプレーしていたし、テニスの試合を観ることもあったよ。何年もプレーしていなかったけど、ある夏に再開したんだ。2年前に何度かレッスンを受けて、今ではテクニックも上達し、楽しくプレーできるようになった。テニスは息抜きとしてやっているけど、ウィンブルドンが開催されるときは、できるだけ行くようにしているんだ。」

「テニスでは、上半身の強さはあまり重要ではなく、テクニックや、トップスピンをかけるために手首でどれだけラケットスピードを上げられるかが大事なんだ。プレースタイルとしては、サーブ&ボレーよりもベースラインの方が好きなんだ。背は高いんだけど、サーブが難しくて、特に思うように方向を定めるのが大変なんだ。サービスボックスに入れるのは得意だけど、それ以上はできないよ。他のサッカー選手とテニスをしたことはない。普段は2人の兄と、いとこと、友人と一緒にプレーしている。スコアをつけながら何度も対戦しているけど、毎回勝っているよ。このままの調子でいきたいね!人数が少ないから、ローテーションを組んで、2つのコートを使い、10点先取のタイブレークでプレーするのが好きなんだ。」

恐ろしい才能を秘めたラドゥカヌ

「ウィンブルドンでの試合は、サッカーとは全く違うんだ。みんな静かにプレーを見守り、そのあとに大きな歓声に包まれる。サッカーのように2つのチームのサポーターが対立するのではなく、テニスファンは両方の選手のプレーを評価する。一方の選手に勝ってほしいと思うこともあるけど、もう一方の選手が勝ってもそれはそれで喜んでくれる。静かにしていることは、サッカーにしか慣れていない人には大変なことだろうね。サッカーファンには理解できないかもしれないけど、自分は大好きだよ。これまでに見た最高の試合は、2008年のウィンブルドンでのフェデラー対ナダルの試合で、夜まで続いた5セットの末にナダルが制したときだよ。当時はまだ屋根も照明もなく、視界が悪くなっていたんだ。」

「あれは本当に良い試合だったけど、どの試合も楽しんでいる。特に女子の試合では良い若手が出てきているし、プレースタイルの違いを見るのも楽しいんだ。エマ・ラドゥカヌはこのままいけば、テニス界の顔になると思う。彼女はとても才能がある。アメリカ・オープンの決勝戦でレイラ・フェルナンデスと対戦したのを見たけど、彼女も本当に良い選手だった。あの年齢で悠々と優勝するなんて、とても恐ろしいことだよ。彼女のキャリアがどのように発展していくのか、とても楽しみだね。」

「ああいった年齢では、自分が何をしているのか、よく理解していないのかもしれない。幼い頃は、自分も分からないことがあった。彼女はウィンブルドンで活躍した後、棄権したから、みんな精神面に疑問を持っていましたけど、それを乗り越えてUSオープンで優勝したことは、彼女の姿勢や精神力すべてを物語っている。」

ボンド・シリーズ

「映画を見るのが好きで、あらゆる種類の映画を見るんだ。よく遠征に行くから、そのときに映画を見るんだ。だから、ほとんどの作品を見ているよ。新しいジェームズ・ボンド、『ノータイム・トゥ・ダイ』はすぐに見たけど、面白かったよ。最後はちょっと悲しいんだけど、誰にもネタバレしたくないからね。特にダニエル・クレイグは好きな俳優で、彼がいなくなってしまうのは残念だね。彼は素晴らしい役を演じていたと思うけど、古いものは捨て、新しいものを取り入れ、誰かが彼の代わりを務めなくてはならない。好きなボンド映画は、断然『カジノ・ロワイヤル』だね。昔の作品は見てないけど、ピアース・ブロスナンとダニエル・クレイグの作品はすべて見てるよ。でも、この最新作もいいね。フィナーレですべてがわかるようになっている。自分の中でも歴代のボンド・シリーズの上位にランクインしている。」

モデルとしての活動

「2年前にバーバリーのファッション写真の撮影をしたんだ。声をかけられたときは嬉しかったよ。その時は怪我をしていたから、サッカーから離れて何か違うことをしてみたかったし、自由な時間もたくさんあったから、ファッションの世界でうまくできるかを見るチャンスだったんだ。」

「いくつかのファッションショーに行ったけど、良い経験になったよ。自分はファッションやその豪華さにはあまり興味がないシンプルな人間だけど、それを見たり、モデルがどんな仕事をしているのかを見たりするのは良い経験だった。ヘッドデザイナーは素晴らしい人で、とてもクリエイティブだった。最終的には、元フランス大統領ニコラ・サルコジ氏の夫人であるカーラ・ブルーニと一緒に写真を撮ることになったんだ。あれは予定外だったよ。大きなコートを着た自分の写真があるけど、、フランス大統領夫人が同じ時期に撮影のためのモデルをしていたんだ。彼女は別のスタジオにいたんだけど、紹介され、一緒に撮影しないかと言われたんだ。本当にいい人だったよ。」

「フランス語では話せなかったけどね。昨シーズンは半年ほどフランス語のレッスンを受けていたから、これからも続けていこうと思っているけど、本当に大変なんだよ!」