プレミアリーグに提出された放出選手リストに4人の名前が加わることになった。

今月初めにレアル・マドリードへの移籍が決まったアントニオ・リュディガーに加え、次の4人が放出されることになる。

アンドレアス・クリステンセン

チェルシー・フットボールクラブは、アンドレアス・クリステンセンが今夏のチェルシー契約満了に伴い、バルセロナと契約したことを明らかにした。

これで、アカデミー出身でトップチームで161試合に出場し、レギュラーを確保した10年間のアンドレアスのチェルシーでの活動に終止符が打たれる。クリステンセンは、この期間にFAカップ、ヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ、そして最も記憶に残るチャンピオンズリーグで成功を収めた。昨年のポルトでの決勝戦では、前半から途中出場し、マンチェスター・シティ相手にディフェンス面で重要な役割を果たした。

クリステンセンは、2012年に母国デンマークのブロンビーからチェルシーに入団した。最初のシーズンで2つの決勝トーナメントに進出し、2年目にはFAユースカップと21歳以下のプレミアリーグの2つのトロフィーを獲得した。

17歳の誕生日を迎えた直後には、2012/13プレミアリーグの最終戦、エヴァートン戦のベンチ入りメンバーに選ばれ、シーズン終了後のアメリカ遠征にも帯同した。

2014/15年、ジョゼ・モウリーニョ監督の下トップチームとの関わりはさらに増え、クリステンセンはリーグカップ4回戦のシュルーズベリー戦でチェルシーデビューを飾った。右サイドバックとして90分間フル出場し、その後FAカップ4回戦のブラッドフォード戦でも同じような役割を担った。

クリステンセンは、アカデミーチームでも活躍し続け、UEFAユースリーグで初優勝を果たした。チェルシーでの3年目は、プレミアリーグで優勝した日のサンダーランド戦で活躍し、さらにモンテネグロとの親善試合でデンマーク代表としてデビューするなど、良い形で締めくくられた。

その後、ボルシア・メンヘングラッドバッハにレンタル移籍し、ドイツで実りある2年間を過ごす。2016年には、グラードバッハのファンから年間最優秀選手賞に選ばれるほどの活躍を見せた。

2017/18シーズンにチェルシーに復帰すると、その落ち着きとポジショニングの良さが認められたクリステンセンはすぐにディフェンスの中心に定着し、その冬には度重なるクリーンシート達成に貢献した。

その後も主力として活躍したアンドレアスは、チェルシーの年間最優秀若手選手賞を受賞した。40試合出場は、彼にとって1シーズンにおけるチェルシーでの最多出場記録となった。また、FAカップの優勝メダルも獲得した。

アントニオ・コンテのウイングバックシステムはクリステンセンのフィード力と戦術眼に適していたが、2018年に就任したマウリツィオ・サッリは4-3-3の布陣を選択し、ダヴィド・ルイスとトニ・リュディガーがセンターバックとして選ばれた。

それでも、ヨーロッパリーグではクリステンセンは常に存在感を示し、決勝でアーセナルを撃破して頂点に立った。その夜、クリステンセンはバクーで活躍し、後半にはピエール=エメリク・オーバメヤンを阻む素晴らしいブロックを見せた。

次のシーズンも、フランク・ランパードが率いるブルーズで好調を維持したクリステンセン。センターバックのポジション争いが激しい中、ランパード監督のもとで長い間プレーを続けた。プレミアリーグとチャンピオンズリーグで、1試合を除いてすべての試合に出場し、クル・ズマ、そしてフィカヨ・トモリとコンビを組んだ。

脚の付け根を痛めたことにより、戦線離脱を余儀なくされたが、1月に入り、リュディガーとコンビを組み、センターバックとしてプレーするようになった。このコンビは、コロナウイルスの流行によりスポーツイベントが中断された後、リーグ再開時もレギュラーの座を維持し、クリステンセンはリーグ・カップ戦合わせて合計28試合に出場し、このシーズンを終えた。

昨季は、トーマス・トゥヘル監督就任3試合目にチアゴ・シウバが負傷するまで、あまり出場機会に恵まれなかったが、トッテナムを抑えて1-0の勝利を収めた後、クリステンセンは次のリーグ戦13試合のうち11試合に先発し、9試合でクリーンシートを達成している。特にマンチェスター・ユナイテッド戦では77本のパスをすべて通し、アンフィールドでは試合最多の9回のクリアを記録するなど、傑出したパフォーマンスを見せた。

チャンピオンズリーグでも、アトレティコ・マドリードとポルトを抑え、レアル・マドリードには準決勝の両レグでほとんどチャンスを与えず、模範的な働きをした。しかし、シーズンも残りわずかというときに、マンチェスター・シティとの対戦で腱を痛めてしまう。

そのため、クリステンセンはFAカップ決勝を欠場したが、リーグ最終戦とシーズンフィナーレとなったポルトでのチャンピオンズリーグ決勝戦ではベンチ入りした。マンC戦では、トゥヘル監督のもとでの初出場と同様、前半に負傷したチアゴ・シウバに代わって投入された。その直後にハフェルツのゴールでリードを奪うと、クリステンセンは後半、そのアドバンテージを守るために相手の攻撃を凌ぎチームの勝利にに貢献した。そして、UEFAユースリーグ、ヨーロッパリーグ、チャンピオンズリーグを制覇した最初の選手となったのである。

そして、137試合目の出場となったホームでのマルメ戦では、4-0で勝利し、ゴールも決めた。その2ヶ月後、FAカップ1回戦でチェスターフィールドを5-1で破った試合では、シーズン2点目を決めた。

クリステンセンの最後のシーズンは、2つのトロフィー獲得という形で幕を閉じることになった。スーパーカップのビリャレアル戦と、パルメイラス戦の延長戦での劇的な勝利で、クラブ史上初のワールドカップ出場を決めたのである。

チェルシー・フットボールクラブは、アンドレアスの過去10年間のチームの成功への貢献に感謝するとともに、彼の今後のキャリアにおける躍進を願っています。

ダニー・ドリンクウォーター

ダニー・ドリンクウォーターは、6月末でチェルシーとの契約が満了するため、今夏にクラブを去ることになる。彼は2017年からブルーズに在籍していた。

ドリンクウォーターは、エンゴロ・カンテとともにプレミアリーグのタイトルを獲得したレスターから入団し、リーグカップのエヴァートン戦でデビュー、2017年の最後の試合ではストーク・シティを5-0で粉砕し、チェルシー唯一のゴールを決めている。

2017/18シーズン後半、ドリンクウォーターはチャンピオンズリーグのバルセロナとホームにて1-1で引き分けた試合に出場し、ウェンブリーでトロフィーを掲げるまでのFAカップ7試合のうち最初の4試合で先発出場した。

ドリンクウォーターは、チェルシーで23試合に出場し、イングランドや海外にレンタル移籍していた時期もあり、最後にブルーズの選手としてプレーした試合は2018年のコミュニティ・シールドで行われたものだった。

チャーリー・ムソンダ

攻撃的MFのチャリー・ムソンダも契約満了を迎える。25歳のベルギー人は、男子トップチームで7試合に出場し、そのうち5試合で途中出場、1得点を記録した。

2013年からアカデミーで奨学金を受け、FAユースカップ、UEFAユースリーグ、U-21プレミアリーグの優勝チームの一員となり、2017/18年にトップチームへ昇格した。

レアル・ベティス、セルティック、フィテッセ・アーネムへのレンタル移籍を経て、カラバオカップのノッティンガム・フォレスト戦でフルデビューし、得点を挙げた。しかし、近年は怪我に悩まされることが多かった。

ジェイク・クラーク=ソルター

ジェイク・クラーク=ソルターもまた、16年間所属したクラブを去ることになった。サリー州出身のこのディフェンダーは、U-9から着実に実力をつけてきたチェルシーアカデミーの卒業生で、2016年4月にアウェーでのアストンヴィラとのプレミアリーグ戦で18歳にしてトップデビューを飾った。

2017/18シーズンの前半はチームの一員として活躍し、同シーズン9月に行われたカラバオカップのノッティンガム・フォレスト戦の勝利の際に出場した。しかし、クラーク=ソルターのこれまでのトップリーグでの127試合出場の大半は、エールディヴィジ、リーグ・アン、そして最近ではコヴェントリー・シティでのチャンピオンシップにレンタル移籍している間に記録したものだった。

アカデミー時代には、UEFAユースリーグとFAユースカップのタイトルを獲得し、後者では3度優勝という選ばれし選手たちの仲間入りを果たした。センターバックのクラーク=ソルターはまた、U-21までイングランド代表として活躍し、2017年にはFIFA U-20ワールドカップで優勝している。

ダニー、チャーリー、ジェイクの活躍に感謝するとともに、彼らの今後の活躍を願います。