ウルヴズ戦ではまさかのゴールを決めたフィカヨ・トモリが、このチェルシー初ゴールを自ら振り返った。

それは30分の場面、チェルシーはショートコーナーに失敗。メイソン・マウントがタックルでボールを残すと、トモリはセサル・アスピリクエタと、クロスを待ってボックス内に残る他の選手たちとの間に位置していた。右にはジョルジーニョ、そしてトモリは選択を迫られた。

「まずはアスピからカウンターの阻止をするよう言われたんだ」と振り返るトモリ。

「でもこの場面なら、って思ってね。ゴールになってくれて良かったよ。もちろん最高の気分だったね!」

「練習でここ最近、ウィリー・カバジェロから嗾けられてたんだ。いいシュートを持ってるってね!だからしっかり集中して狙ってみたんだよ」

こうしてゴールを生んだトモリ。プレミアリーグ初ゴールは、5-2の勝利へと導く狼煙へとなり、2019年に入ってから無敗だったモリニューで土をつける結果となった。

「勝つことで自信になるし、チームもハッピーだよ。場面場面でいいプレーはあっても、試合を通じて一貫性がなかった」

「もっと長い時間、安定してプレーできるようにしないと。クリーンシートもまだだしね。守備面で改善はできているはずだ。軽率なミスは減らしていく必要がある」

「もちろん2失点にはガッカリだ。でもチームとしても監督も、練習から常にポジティブな雰囲気を出そうとしている」

「監督はクラブのレジェンドで、誰も頭が上がらないよ」と話すトモリ。

「監督としても素晴らしい。昨シーズンも一緒だったけど、対話を大切にする監督なんだ。誰もが監督のためにプレーし、勝利を目指している。監督の望むプレーをしようと頑張っている。日々努力しているんだ」

試合後ランパードは、トモリに加えてタミー・エイブラハム、マウントについても賞賛を寄せている。アカデミー出身選手が活躍する中、トモリはハットトリックを決めた同僚にも次のようにコメントした。

「こうして結果を残せたことが大きい。昨シーズンはイーサン、ルベン、カラムといった選手が出てきて、今はタミーやメイソン、それに自分だ。ゴールも決めて、いい内容でプレー出来ている。毎週ピッチに立てるだけの実力を証明しようとしている。チャンスを掴んで、クラブや監督、チームメイトのために頑張る。楽しんでやっているよ」

「タミーについては、本当に嬉しいね」と話すトモリ。

「当然の結果だよ。でも本人だってすごく嬉しいはずさ。7歳から一緒で、チャンピオンジップでも凌ぎを削って、今こうしてチェルシーでも一緒にやっている。ボールキープもできるし、繋ぎもできるし、ゴールも決められる。一緒にプレー出来て夢のようさ」

続く試合はヴァレンシア戦。欧州最高峰の舞台に、初めて立つ瞬間を待ちわびているようだ。

「勝利は自信になる。いい流れでチャンピオンズリーグに入れると思う。この結果に続きたいね」

「何をすべきかは分かっている。ヴァレンシアはスペインの強豪で、巧い選手が多い。アヤックスも昨シーズンの実績がある。リールも昨シーズンのリーグアン2位だ。どこが相手でも全力じゃないと、突破は厳しいだろうね」