ミッドウィークのチャンピオンズリーグで大きな勝利を手にしたチェルシーにとって、土曜日のバーンリー戦はチームの勢いをはかるテストとなった。オランダ王者のアヤックスとプレミアリーグの難敵バーンリーは互いに異なった点でチェルシーに対して脅威を与えていた。

ターフ・ムーアで行われたアウェイのバーンリー戦ではチェルシーが4-2で勝利。6試合連続スタメン出場となったフィカヨ・トモリが自身のパフォーマンスを振り返っている。

「チャンピオンズリーグでは、公式戦5連勝という状況でアヤックスと対戦した」トモリは話す。

「もちろんチャンピオンズリーグは難しい大会だし、その後にバーンリーのようなチームとアウェイで戦うのも大変なものだ。それでも自分たちは集中を高めて試合に臨んだ。相手の脅威に対して、うまく対応できたと思うよ」

「カギとなるのは、トレーニングでのハードワークだ。選手全員がフットボールに集中しているし、毎日ハードワークを続けている。監督が求めるものを示そうとしているんだ。たくさんのハードワークと集中力、決意や勝利への想いといったものがある。このチームは経験豊富な選手と若手がうまくミックスされていて、今はより団結を高めているよ」

「良いパフォーマンスを維持したいし、連勝を続けたい」

「シーズン終了の時点でどの順位にいるかはわからないが、今は目の前の試合ひとつひとつにフォーカスしている。アヤックス戦にフォーカスして、勝利した。バーンリー戦も同じだ。今はカラバオ杯のマンチェスター・ユナイテッド戦に向けて集中を高めているよ」

バーンリー戦では21歳のクリスティアン・プリシッチがハットトリックを達成。トモリもチームメイトの活躍を賞賛した。

「クリスティアンの能力は皆が知っている。最近は途中出場からインパクトを残していたし、だからこそ監督はバーンリー戦でスタメン起用したんだ。クリスティアンはハットトリックでそれに応えたね。これ以上のことはないよ。クリスティアンがチェルシー初ゴール、そしてハットトリックまで達成して自分も嬉しいよ」

85分まで4-0とリードしていたブルーズだが、その後終盤にジェイ・ロドリゲスのゴールなどで2失点。トモリは失点を次のように振り返った。

「自分たちは試合をコントロールしていた。ただ、あれは良いシュートだったよ。自分たちは試合を終わらせたかったし、できることなら追加点とクリーンシートという結果が欲しかった」

「DFにとって、4-0は4-2よりもずっと良いスコアだ。DFの仕事はクリーンシートを獲得することで、それを狙っていた中で2失点を喫した。バーンリーに反撃させてしまったね。それでも勝ち点3で良い結果を手にすることができたよ」

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