ハロウィンまで1週間ちょっと。フィカヨ・トモリはチェルシーで今シーズン10試合目、チャンピオンズリーグは3試合目の出場が迫っている現状を、プレシーズンの頃では考えられないと振り返った。

フランク・ランパード新監督のもと出場機会を伸ばしている21歳のトモリ。昨シーズンはローン修行先のダービーで共にシーズンを過ごし、2019/20シーズンからスタンフォードブリッジへとやって来た。

今やセンターバックの定位置を確保したトモリは、ユーロ2020予選に臨んだイングランド代表にも招集された。

「シーズン開幕を迎える頃は、チームで印象を残すことが目標だった。監督からチャンスももらえたしね」と話すトモリ。水曜日のアヤックス戦を控え、ランパードと共に試合前記者会見に臨んだ。

「それから続けてチャンスをもらっている。ミスをしたり、ポジショニングを間違えても、どうすればいいかを教えてくれている。練習でも他の選手と同じように話をして、成長を助けてもらっているよ」

「個人的に、今シーズンはここまで順調だね。正直思っていたよりもいい感じだよ。でも毎日ハードワークをして、少しでも上達してチームのためになろうとしている。代表招集もすごい嬉しかったし、この調子で進んでいきたいね」

ここまで2戦2勝の昨シーズンのチャンピオンズリーグセミファイナリストとの一戦を控え、厳しい試合展開を予想するトモリ。しかしこの試合で自分たちのレベルを測ることができるとし、期待を寄せている。

「かなりタイトな試合になるだろうね」と話すトモリ。「どっちも好調で、グループの大一番だ。アヤックスは歴史ある偉大なクラブで、素晴らしいスタジアムだ。タフな試合になるよ」

「学ぶことが多い試合だ。もちろんどの試合からでも学ぶことはできるし、どの試合も難しいものだ。でもここまでうまくやっているし、明日も同じように結果が残せるといいね」

「自分たちは若いチームで、チャンピオンズリーグについてはいつも話しているよ。大きな大会で、プレッシャーも大きいけど是が非でもプレーしたい舞台だ。明日もいい状態でプレーして、グループステージを優位に戦えるような結果を手にしたいね」

またトモリは、元サウサンプトンでバロンドール候補にも入ったドュシャン・タディッチについて次のようにコメント。

「昨シーズン、アヤックスはチャンピオンズリーグで快進撃を続けた。その立役者のひとりなのは間違いない」と話すトモリ。「どういう動きを好むのかは分かっている。いわゆる背後に走り込むような9番の動きではなくて、ボールを持ってチームの流れの中に入り込むような動きが得意なんだ」

「ディフェンダーは通常、場所やマークを決めて動きだすんだ。あるいは中盤とコミュニケーションを取りながら動く場合もある。今回の試合はこうした動きをシチュエーションごとに変えていく必要があるだろうね。どうにか対処しないといけないけど、試合では他にやるべきこともある」

ニューカッスル戦ではアカデミー出身の選手が4名スタメン出場。また途中出場のリース・ジェイムズはプレミアリーグデビューを飾っている。トモリはこうした経験やドレッシングルームでの先輩たちとの話が、チームをひとつにする大きな鍵だとコメントした。

「チャンピオンズリーグが初めての選手も多い。チーム全体が自分たちを支えながら、試合や練習へ送り出している感じだ」と話すトモリ。「自分たちとしてはありがたいことだよ。若手にベテランが混ざり合っていて、より強くなっていく実感がある」

「ウィリアンなんかはクラブだけじゃなくて代表でも常に高いレベルでプレーしている。すごい支えになるよ。チームにとって経験値は必要なんだ。オフザピッチでも話し掛けてくれるし、ピッチではプレーで手本を示してくれる。彼のレベルに到達するにはどうするべきかを見せてくれるんだ」