ポルトでのマンチェスター・シティ戦を1-0で制し、チェルシーが再び欧州チャンピオンに輝いた今、2度目のチャンピオンズリーグ制覇に関する5つの興味深い豆知識を紹介する。

主要欧州カップ戦を2度制覇

今回のポルトガルでの勝利により、チェルシーは、2012年のチャンピオンズリーグ初優勝、2013年と2019年のヨーロッパリーグ、1971年と1998年のカップウィナーズカップでの優勝をふまえ、欧州の3大クラブカップを2度制覇した初のチームとなった。

バイエルン・ミュンヘン、ユベントス、アヤックス、マンチェスター・ユナイテッドの4クラブは、1999年にカップウィナーズカップが終了するまで、それぞれ1回しか優勝していなかった、よって、この記録はしばらくはチェルシーだけのものになりそうだ。

しかし、バルセロナとACミランがヨーロッパリーグを2回制覇することがあれば、その記録に並ぶ可能性がある。

無失点記録

エドゥアール・メンディは、12試合で9回目の無失点を達成し、チャンピオンズリーグでの素晴らしいデビューシーズンを終えた。

マンチェスター・シティを黙らせたセネガル代表GKは、2000/01年にバレンシアで活躍したサンティアゴ・カニサレスや、2015/16年にレアル・マドリードで活躍したケイラー・ナバスのような偉業を成し遂げた。

また、今大会でわずか3ゴールしか決められなかったメンディは、2019年のサディオ・マネに続き、チャンピオンズリーグ優勝チームでプレーした2人目のセネガル人選手となった。

アメリカ人初

クリスチャン・プリシッチは、後半途中でティモ・ヴェルナーと交代して出場し、初めてチャンピオンズリーグ決勝に出場したアメリカ人選手となった。

シティに対するリードをさらに広げる勢いで活躍して見せた彼は、1997年にボルシア・ドルトムントで優勝し、ユベントスとの決勝戦には出場しなかったジョヴァン・キロフスキに次いで、アメリカ人として2人目の優勝チームメンバーとなった。

ペップの不調に拍車をかけた

ペップ・グアルディオラは、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、シティを過去13年間で9回の国内リーグ優勝に導いたサッカー界最高の監督の一人。しかしチャンピオンズリーグでは、バルサがマンチェスター・ユナイテッドを破って優勝した2011年の決勝戦以来、10年間優勝出来ていない。

チェルシーは、2012年の準決勝でスペインチームを圧倒したことで、彼の不調のきっかけを作った、過去6週間でシティに対して3つの異なる大会で3度目の勝利を収めたことで、ペップのタイトルへの枯渇が10年以上になることを確定させた。

グアルディオラ監督は、バルセロナでチャンピオンズリーグ2回、国王杯2回、バイエルンでドイツカップ2回、シティでFAカップ1回、リーグカップ4回の優勝を経験しており、決勝での敗戦は、2011国王杯でレアル・マドリードに敗れて以来、2回目となる。

監督交代で好転

今年のチャンピオンズリーグ優勝は、1月にフランク・ランパードの後任としてトーマス・トゥヘルが招聘され、シーズン途中での監督交代を経て、欧州クラブカップでの4度目の優勝を果たした。

1998年には、ルート・フリットの後任としてジャンルーカ・ヴィアリが就任し、カップウィナーズカップを制覇した。また、2012年のチャンピオンズリーグでは、ロベルト・ディ・マッテオがアンドレ・ヴィラス=ボアスの後任となり、その後、ラファエル・ベニテスが就任し、2013年ヨーロッパリーグで成功を収めた。

また、ジョゼ・モウリーニョの後任としてアブラム・グラントが就任した2008年にも、チャンピオンズリーグ決勝に進出している。