フランク・ランパードがトッテナムとのライバル関係、ジョゼ・モウリーニョに対する勝利への想い、2人のストライカーについて話した。

今週末のロンドンダービーは、単なるトッテナム戦以上の意味を持つだろう。

4位のチェルシーと5位のトッテナムが対戦し、トッテナムは勝てば順位でチェルシーを逆転できる状況だ。ホワイトハートレインで多くの勝利を手にしてきたチェルシーにとっては、トッテナムのホームスタジアムで初めての試合を戦うことになる。

スタンフォードブリッジで数々のトロフィーを掲げた経験のあるフランク・ランパードとジョゼ・モウリーニョは、監督として2度目の対戦。ランパードはチェルシーの監督として、モウリーニョはトッテナムの監督として、初めての顔合わせとなる。アウェイでのトッテナム戦は見所満載の一戦となるはずだ。

チェルシーのライバル、トッテナムの監督に就任したモウリーニョ。ランパードはチェルシーのサポーターに対し、どのようなリアクションも自由だと話した。

「ライバルクラブに行くこととなれば、ファンからのリアクションがアンサーだ。ファンが過去の記憶を忘れたり、相手へのリスペクトを失うわけではない。ジョゼ・モウリーニョは仕事を探し求める監督だし、ちょう仕事から離れていた時に、トッテナムの監督に就任する機会がきたんだ」

ランパードはモウリーニョとの関係があるからこそ、勝利への意欲を見せている。

「自分を指導してくれた全ての監督をリスペクトしている。自分に大きな影響を与えてくれた監督と対戦することになれば、いつもとは違った感情が起こるんだ。ジョゼをリスペクトしているし、ジョゼと対戦することは名誉だね」

「ただ、これは自分とジョゼの対戦ではない。これはトッテナム、そして自分がリスペクトする監督との対戦だ。リスペクトがあるからこそ勝ちたいと思っている。彼がトップの監督であることは理解しているが、彼もまたチェルシーを倒したいと思っているはずだ。今はトッテナムの監督だからね」

「ジョゼにとって、就任以降で最も勝ちたい試合になるだろうね。確信しているよ」

チェルシー時代に何度もトッテナムと対戦した経験のあるランパード。2007年3月にはFA杯準々決勝再試合で2-1と勝利。試合後にはトッテナムのファンがピッチ上でランパードに攻撃を仕掛けたが、ランパードはこれを巧みにかわしている。トッテナムはチェルシー最大のライバルかと問われたランパードは次のようにコメント。

「2つのクラブは大きなライバル関係にあるし、その関係は自分の現役時代により大きくなったと思う。スタジアムの雰囲気がそれを証明しているよ」

「ライバル関係や、ダービーマッチは選手やファンによって形作られるものだ。自分は選手時代にそれを感じていたし、そうした試合ではより一層勝ちたいという気持ちになった。それと同時に、負けたくないという気持ちもね。ライバルとの試合はそういったものだし、それは自分にとっても同じだ」

チェルシーとトッテナムの対戦は、イングランド出身トップスコアラー2人の対戦でもある。ランパードはタミー・エイブラハムとハリー・ケインについて、次のようにコメントした。

「タミーにとって、ハリー・ケインよりも参考になる選手はいないだろう。ハリーは全てをこなすことのできる9番の選手で、世界一のストライカーではないとしても、それに近い存在だよ」

「タミーはハリーを参考にすべきだし、そうしているはずだ。ハリーはいくつかのローン経験を経て成長した。タミーも同じ道をたどりたいと思っているはずだね」

ノースロンドンから勝ち点3を持ち帰りたいチェルシー。ランパードはボーンマス相手の敗戦を振り返り、自信を持つことが必要だとコメントした。ボールに対して勇気を持たなければいけないと話すランパードだが、トッテナムのような相手には違ったタイプの自信が必要だと話している。

「いつだって選手やチームに対しては疑問が投げかけられるものだが、自信や勇気といったものは違った形で現れる。ボーンマス戦後には、相手の深い守備ラインを崩すためには勇気を持ったパスが必要だと感じた」

「トッテナムは異なったアプローチをするだろう。ここでの勇気は、スタジアムの雰囲気や、ジョゼ・モウリーニョが率いるチームの身体的なレベルに対してのものだよ。アウェイに行って、自分たちのすべきことをやり遂げることができるだろうか、とね」

トッテナム戦への意気込みを語ったランパード