フランク・ランパードがNHSの心臓外科医でチェルシーサポーターの、パノス・テオドロプーロス医師とビデオ通話を行った。
スタンフォードブリッジからほど近いハマースミス病院の集中治療室にて、新型コロナウイルス感染拡大の最前線で闘う医師が、ランパード監督にコメントしている。
「全員で一丸となって戦っている」とランパードにコメント。「全員が全力で、それぞれの専門知識を活かしている。とにかくすごいことだ」
またチェルシーの話題にも触れ、ランパードはパノス医師にチームの状況なども報告した。
「まずは精神的に全員が整っているかを確認する必要がある」と話すランパード。
「タフなことだよ。離れ離れになっているからこそ、どういう状況かをしっかり把握しないとね。選手とは連絡を途絶えさせないようにしている」
ランパードは選手、また監督としての哲学についても触れた。「選手と共にいることが信条だ。これは現役時代から変わらない。試合でどうプレーするかをイメージして仕事をするんだ」と話した。
これにはパノス医師も、自身の経験と重ね合わせる部分があったようだ。
「手術は手作業だ。自分の手で、ブレることなく、毎日集中を切らさない必要がある。同じ感覚だと思う」
ランパードは最後に、医療の最前線で戦うNHSスタッフへの労いも送った。
「まずは個人、そしてチェルシー を代表してありがとうと伝えたい。真のヒーローとは、こういう人たちのことだ」
記事:フットボール再開についてコメントするランパード