今夏のプレシーズン3試合目となる川崎フロンターレとの一戦での選手たちの働きぶりに満足しているランパード。
気温と湿度の両方が高い中て行われた日本での試合、チェルシーはJリーグ王者の川崎フロンターレに僅差で敗れている。ランパードは普段経験することのない気候と時間に適応したブルーズの選手達を称賛した。
「自分たちは勝利に渇望している」と話し始め「しかし、10日間に渡ってプレーシーズンを戦い、3日前に日本に到着したからフィジカル面では厳しいことも多々ある」とコメントしたランパード。
「選手たちのフィジカルには満足したよ。湿度の高い中、選手たちはハードワークし、個人においても素晴らしい場面が見られた。時差もある中、自分はこの気候での戦う姿勢や意欲を選手とともに見つけることができたね」
「選手たちは彼らの最適なフィットネスを取り戻す途中なんだ。プレシーズンでは普通のことだよ。決定力という部分で課題が残ったけど、チャンスは作れた。後は細かい部分を修正していくことが必要だね」
「ボールを保持している間、自分たちはやりたいことができなかった。これから自分たちのやりたいことができるようにしたいと思っている。相手ゴール前でも同じようなことが言えるよ。チームが目指しているところにはまだまだたどり着けないが、チームがこのままハードワークを続ければ、いつか達成できると自分は考えている。不安は特にないよ。素晴らしいパフォーマンスが見られて幸せなんだ」
クル・ズマとケネディの今後について質問を受けたランパード
「クルはとても素晴らしいディフェンダーだ。素晴らしいパーソナリティとプロフェッショナルを兼ね備えている。自分は彼にここにいて欲しいと心から思っているよ。チーム内におけるセンターバックのポジション争いは激しい。クルはエヴァートンで素晴らしいシーズンを過ごした。だからエヴァートンが彼を欲しがっているのを知っているんだ。でも彼はブルーズの一員だし、自分も彼を必要としている。クルはとてもハードワークするんだ。彼がポジション争いを通して良いプレーを披露したのなら、今シーズン彼はチェルシーでプレーすることになるだろう」
「選手補強を禁止されている中、プレシーズンでケネディを含める選手たちをできる限り選別しなければならないんだ」
「もしケネディが今日のような姿勢とパフォーマンスを披露し続けるのなら、ここ数年のローン移籍はとても素晴らしいものだったと言えるだろうね。チームにおいてスタメンが保証されてるメンバーはいないんだ。選手たちみんなポジション争いに取り組んでいるよ」
日産スタジアムで突出したプレーを見せたメイソン・マウント
「メイソンのプレーはとても良かったと思う。昨シーズンもローン先で素晴らしい活躍を見せた。チームに合流してまだ長くないのにも関わらず、とても素晴らしいクオリティを披露したね。今シーズン、彼がトップチームでプレーすることを自分たちは知っている。彼にとってベストなタイミングだね。これのクオリティはこれからも向上するだろう。みんな自分がマウントに対してどう思っているかは知っている。彼は今シーズン自分たちが目にするであろうパフォーマンスの一部を披露していくれた」
ランパードは体調不良となったタミー・エイブラハムとケパについてコメント
「病気ではないよ。タミー・エイブラハムは扁桃炎、ケパは腹痛と夕方に報道されていた。自分は医者ではないけど、おそらく彼ら2人は以前話した睡眠不足が原因の症状だろうね」
「2人とも復帰には時間がかからないと思う。タミーはすでに治ってきている。2人とも来週のバルセロナ戦には間に合って欲しいね」