フランク・ランパードは日曜の大一番、最終節ホームで迎えるウルブス戦でエンゴロ・カンテがチームに戻ってくる可能性について語った。
ランパードは恒例の金曜日の記者会見でリーグ最終戦について、チャンピオンズリーグ出場権が懸かる4位以内を保証するためには勝ち点1以上が必要であることを踏まえた上で、どのような戦略を取るのかを詳細に語った。
更に彼がスタッフと共に守備面の強化を図っていること、そしてウルブスにとってのヌーノ・エスピーリト・サント監督の重要性について話した。まずはエンゴロ・カンテのワトフォード戦以来のチーム復帰の可能性について話した。
「出場する可能性はある。カンテは今朝初めて実際の試合のペースでトレーニングをした。彼とメディカルチームと話して、スタメンに入れるかどうか監督である自分が決める。」
引き分け狙いの試合はしないと宣言
「もちろん勝つためにピッチに立つ。サッカーの試合にはそれ以外の方法はない。勝つために準備を重ね、相手に敬意を払う。ウルブスは良いチームで、シーズンを通してそれを見てきた。(引き分けでもトップ4入りできる)状況についてはわかっているけど、勝つことだけに集中する。」
「目標はトップ4に入ること、このチームを改善し発展させていくこと、そしてできる限り強いチームになることだった。今、トップ4の目標を達成するまであと一歩のところだから、この試合は非常に重要なものだ。選手たちに何を言うか、当日のメンバーをどう選ぶかという意味で、アプローチに間違いのないようにしたい。」
「今週末に向けての自分の気持ちがどれだけ高ぶっているかわかっている。それを選手たちに伝えて、あとはピッチ上の選手たちに任せる。選手たちは自分たちが置かれている立場を理解してくれていると信じている。それは過去2試合でも見てきたことだし、日曜日も同じことを期待している。」
中盤の選手であったランパードは、ディフェンスをうまく組み立てられないのではという質問に対し、ランパードは以下のように答える。
「トップレベルの監督になるには、試行錯誤を繰り返してピッチ上すべてのことを把握しなくてはならない。今まで偉大な監督が皆同じポジションだったわけではない。チームが全体として同機能すべきかについて、どれだけ理解しているかによるのだと思う。」
「コーチがトレーニングごとにしっかりと守備面に関して努力し続けてくれている。失点が多すぎることはわかっている。その理由もわかっているし、これからも改善していかなくてはならない。」
ウルブスはこの試合に勝って6位を確保すると、来シーズンのヨーロッパリーグに出場することができる。
「エスピーリト・サント監督は素晴らしい仕事をした。彼らはよく訓練されていて、素晴らしい才能を持っている。チャンピオンシップから昇格してからは、それがさらにより良くなっている。彼らは一つのアイデア数年かけて練り上げ、適切なタイミングで選手を補強し、監督は謙虚さと勤勉さ、そして才能を持っている。だから彼らの活躍ぶりは目を見張るものがあるし、日曜の試合が非常にタフになることもわかっている。」
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