フランク・ランパードは今日行われるレンヌ戦に向けて、カイ・ハフェルツとチアゴ・シウバがフランス遠征に参加することを明言した。
チャンピオンズリーグ第4節の試合を前に、ランパードはビデオ会議でタミー・エイブラハムとオリヴィエ・ジルーの2人のFWの話題を含む、取材陣に対し様々な質問に答えた。
「カイとチアゴは復調しており遠征に参加する。クリスチャンは帯同しないが、先週からコンディションに完全が見られるのは朗報だ。これからもフィジカルトレーニングを続行して、今週末には召集できるようになってほしい。」
この試合に勝利すると、チェルシーは2試合を残しグループステージ突破が確定する。
「順位は悪くないが、油断をしたり準備ができていないと、すぐに結果に表れるだろう。レンヌはブリッジで見た通りよくまとまっていて、敬意を払うべきチームだ。この試合でグループステージを突破できると言われているが、もし悪い結果が出た場合、次の試合がセビーリャ戦ということもあり、厳しくなるだろう。今日の試合に集中して結果を出すことが求められる。」
ランパードは1月の移籍を懇願したとされるオリヴィエ・ジルーの将来についても語った。
「オリはチームにとって非常に大事な選手だ。昨年は多くの試合に出場したし、これからももっとプレーすることを望むだろう。自分にとっても彼の存在は重要だから、オリにはここに残ってほしい。彼とはいい関係にあり、意見の相違があっても彼とは対話を続けたい。だけど彼にはここに残ってほしい。攻撃陣は競争が激しい。誰もがポジションを勝ち取ろうと努力している。オリの代理人の話を聞いたけど、何も答えることはない。オリとは常に心を開いて話をしている。彼は試合に出たいだけだ。試合に出ていない時も彼は他の選手をサポートしてくれる。トレーニングも常に真剣に取り組んでいる。彼の去就は1月にならないとわからないが、個人的にはチェルシーの戦力でい続けてほしい。」
そして監督はもう一人のFW、エイブラハムの最近のパフォーマンスを称賛した。
「彼については非常に満足している。良いプレーを見せてくれている。オフ・ザ・ボールの動きも他の選手との連携も良く、オールラウンドの選手だ。昨季前半戦、彼が素晴らしい活躍をしたことを忘れている人もいるみたいだが、チームが4位になったのも彼の活躍があったからだ。昨季の後半戦は調子を落としたが、若手選手ではよくあることだ。今はしっかりとトレーニングに取り組んでいるし、それが試合にも反映されているから、このまま調子を維持してほしい。彼にとって今後の課題は、コンスタントに良いパフォーマンスを見せることで、それについては昨シーズンから学んでほしい。」