アウェイのレディング戦を日曜日に終え、フランク・ランパードがプレシーズンここまでを振り返った。

ゴール量産で終わったこの試合では、メイソン・マウントが後半に2ゴールの活躍。ロス・バークリー、ケネディも前半にネットを揺らしている。

イングランドでは初めてのプレシーズンマッチを4-3で終え、チームは一時コブハムへと戻り、ミッドウィークのRBザルツブルグ戦に向けて再びオーストリアへと飛ぶ。

ランパードは試合を終えて、ポジティブな印象とコメント。またエンゴロ・カンテやカラム・ハドソン=オドイなど、リハビリに励む選手についても状況を明かした。

カンテの状態については「経過は良好」とコメント。「日本から返したのは正解だった。いい治療が受けられたよ」

「ここ数日はチームに合流する場面もあるし、今週経過を見て、来週頭には完全復帰となるんじゃないかな。まだフィジカル面での差はあるけど、前向きだよ」

サットン・ユナイテッドとの試合に臨んだ育成チームの試合を観戦に訪れたハドソン=オドイについて

「まだ練習には参加できていないが、こちらも経過は良好。怪我自体の完治は近いが、そこからチームでプレーできるまでにコンディションを戻さないとならない。前線にも走ってもらう今のスタイルでは、求められるレベルは高いからね」

「だがそう遠い話じゃない。この夏はしっかりリハビリに専念してもらって、メディカルチームと早期復帰に向けて励んでほしい」

噂が飛び交うハドソン=オドイの契約延長について

「契約延長したならサインしたってことだけど、まだその段階ではない。でももちろん、その方向に向けて動いてはいるよ。この1、2週間でかなり前進はしたはずだ。だから噂も出たんだろう。だがまだ完了してはいない」

「確かなのは、チームに残ってほしいということ。手放してはいけない選手だ。アカデミー出身で、いずれこのクラブを背負う存在になる。そのために出来ることはなんだってするさ」

ウィリアンの契約延長について

「こちらも話は進んでいる。ウィリアンもカラムも、チームには必要な選手だ。ここまでメイソン・マウント、ルベン・ロフタス=チークと契約延長を結ぶことができた。若手2人をしっかりつなぎとめたし、今後もその姿勢は変わらない」

「フットボールについていえば、自分の考えはハッキリとしている。マリナ(・グラノフスカイア。クラブのディレクター)や役員とも近い距離感だし、あの2人をクラブに残すことは必須だよ」