引き分けに終わった試合での2つの失点シーンについて話したフランク・ランパード。
ダヴィド・ルイスが退場になり、60分間以上を10人相手に戦ったブルーズ。タミー・エイブラハムへのファウルで与えられたPKをジョルジーニョがしっかり沈めた。
それでもホームというアドバンテージを生かせず同点に追いつかれてしまう。セサル・アスピリクエタが再びリードを奪うゴールを決めたが、またもやアーセナルが土壇場で同点に追いつく。
「2-1になった時は、基本に立ち返らないといけない」と話したランパード。
「細かい部分まで追求しないといけない。2点目は右サイドバックの選手がカットインして得点を奪われた。相手はわずかにシュート2本だったんだ。それで2ゴールだ」
「11人で守っていたが、問題があった。アーセナルは10人だ。エリアをしっかりと守ってきた。多くのチャンスを作ったが、得点を多く奪うことができなかった。クロスをエリアに入れたならヘディングでもとにかくもっとゴールを決める必要があった。1点差では相手もまだまだ諦めないからね」
「ゴールに繋がりそうなスタッツというのはあんまり好きではない。時にはっきりとゴールに繋がるとは限らない時があるからね。それでもホームでの成績はあまり良くない。チャンスはおそらくリヴァプールについて2番目に多く作っているはずだ。しかし2点しか取れなかった」
10人相手に苦しんだ
「前半の15分間エジルが厄介だった。グラウンドの真ん中でプレーが終わってしまっていたね。だからハーフタイムで修正しようとしたんだ」
「後半ではボールを回し、相手陣内でプレーできた。それでもゴールを許してしまった。10人相手の時にはためらってはいけないんだ。ポジティブに戦う必要がある」
「アーセナルは少ないチャンスの中で、戦った。これがロンドンダービーでするべきことだったんだ。ボールを素早く回し、チャンスを決め主導権を握るべきだったね。ボールを素早く回すことができたが、チャンスを全て決めきれたとは言い難い」
アーセナルの同点弾は自分たちのコーナーから生まれた
「あれについては話して修正する必要がある。コーナーを蹴るなら相手エリアでしっかりと構えるべきだったんだ。ピッチ上でやることを変えてはいけない」
「相手エリアというのが問題点だ。相手にエリアにいた選手たちがしっかりと戻らないといけない。エンゴロ・カンテが滑ってしまったがあれは問題点ではない。しっかりとカウンターを防ぐべきだったが、それができなかった」
2点目を奪われるまでチャンスを作ったが決めきれず
「得点を奪うべきだった。アーセナルの選手たちは自分たちがエリア内に攻め込んでいるときにしっかりと引いて守っていた」
「タミーの状態はわからない。足首に怪我をしてすぐにアイシングをしたが、まだ彼を話していないんだ。だから何も言えない」
ケパのポゼッション時について
「彼にフォーカスされているのわかっている。これが主流のフットボールだ。今回の試合ではボールが強すぎたりしてしまっていた。これはゲームの流れを変えてしまうところだ。これから改善すべきところだね。特にGKは注意しないといけないところだ」
「しかし現在チームは4位だ。いい順位だと言えるだろう。それでも勝ち点は更に10ほど積み重ねていないといけない。最後の部分を改善していくよ」