フランスでのタフな環境の中で結果を残した若手たちに、フランク・ランパードが喜びのコメント。またゴールを決めた2選手、欧州デビューを飾ったあの若手にも賛辞を送った。
試合はタミー・エイブラハムの先制点も、直後に同点とされる。それでもこれが300試合出場となったウィリアンの終盤の決勝点で勝ち点を手にした。
「グループステージは長い戦い。だがヴァレンシアに負けたことで、今日の試合の意味は大きかった」と話すランパード。
「難しい場所だったね。屋根も閉じて観客の圧があった。カウンターも危険だったよ」
「いい内容だった。序盤はしっかり試合をコントロールできていた。セットプレーの守備は課題だ。もっと取り組んでいかないとね」
「アウェイでこれだけの内容だったのだから、勝利にはふさわしいと思う」
アカデミー出身の5選手が出場した中で、リース・ジェイムズは公式戦スタメン2試合目でチャンピオンズリーグデビューを飾っている
「特別な意味がある。アカデミーの功績が、実を結んでいっている。ファンも喜んでくれるし、クラブも前向き、選手たちもしっかり期待に応えてくれている」
「だが何もかもが良いわけではない。勝利のためには常に改善が必要だ。それでも成長は見られるし、リースもチャンピオンズリーグデビューで堂々たるプレーだった」
「下げたのは戦術的な理由。まだ試合出場も少ないからフィットネスの課題もある。若手たちには常に成長してもらわないとね。チャンピオンズリーグはまた別のレベルだ。今日は良くやってくれた。だがもっと良くできるはずだ」
エイブラハムと、契約延長がささやかれるウィリアンについて
「ウィリアンの契約延長については何も聞いていない。ウィリーとクラブとの話し合いの問題だ。プレーには満足しているよ」
「タミーも相変わらず良かった。ゴールに飢えているし、身体もしっかりしているし、チームのために頑張ってくれている」
「もちろんまだまだ改善点はあるが、結果は見ての通りだ。タミーがうまくいかない時でも、ジルーやバチュアイがいる。同じように違いを見せられるはずだ」
「チャンピオンズリーグの舞台でもっとゴールを決めてほしいね。今日みたいなパフォーマンスをもっと見たいよ」