アヤックス戦ではビハインドのチームを鼓舞するプレーを示したクル・ズマ。惜しくもネットを揺らすことはできなかったが、そのパフォーマンスをフランク・ランパードも賞賛しているようだ。

膝の故障で長い間離脱していた25歳のクル・ズマは、その後の数シーズンをプレミアリーグのクラブでローン選手としてプレー。今シーズンはここまで18試合中17試合に出場し、最近8試合はいずれもスタメン入りを果たしている。ランパードは自身の信頼を勝ち取ったズマの、アヤックス戦のパフォーマンスを振り返った。以下のビデオで試合を振り返ろう。

「クルはボールを持った時も自信に満ち溢れている」ランパードは話す。「ボールを持てるディフェンダーは好ましいが、スピードを上げすぎるとリスクもある。でもクルにはドリブルの能力があるし、シザースだってできるんだ。センターバックがそのようなプレーをすることは少ないが、まさかそのままシュートまでできるとはね!」

「少し笑ってしまう瞬間だったよ」ランパードは続ける。「でも、それがクルの自信を象徴している。試合終盤でも守備面で大きな貢献を見せていたし、嬉しいことだね」

「クルとフィカヨは非常に良い関係性を築いていて、アンドレアスも復帰した。トニの復帰も間近だ。守備陣には多くの選手が必要だから、彼らの復帰は嬉しいよ」

「クルが成し遂げてきたことは簡単なことじゃない。ローン先で経験を積んで、違った姿になって帰ってきたんだ」

「プレシーズンの初めに、クルには自分のプランに入っていると伝えたよ。彼の能力を信じている。自信を植え付けようとしているし、シーズンが進むごとに成長しているのがわかるね」

「クルはこのチームの中でもリーダーとしてプレーしている。フィジカル面が強調されがちだが、質も高い。彼のプレーには満足しているよ」

ローンでのプレーが長かった選手は所属クラブへの復帰後に精神的な問題を抱えることがあると話すランパード。しかしズマのチェルシーでのキャリアはポジティブなものだ。

「昨シーズンはエヴァートンへローン加入して、活躍していた。レギュラーに定着して、過去の大きな怪我を忘れられるのは良いことだね」

「クルは多くの試合に出ることが必要で、このチームでは自信を手にしている。チェルシーに帰ってきたばかりのときは他の選手と違った感覚があったかもしれないが、すぐに自分の能力を証明してくれたよ」

ランパードはマテオ・コヴァチッチにも言及。昨シーズンはローン選手としてチェルシーでプレーしていたコヴァチッチだが、夏に完全移籍を果たしている。

「外国人選手にとって、プレミアリーグでローン生活を送ってから完全移籍することは少なくない」ランパードは話す。

「コヴァチッチは昨シーズン、非常に良いパフォーマンスを見せていた。チームを移籍することは簡単ではないが、今はチェルシーがホームだと感じていると思うよ。チームの中では自分のキャラクターを出しているし、ピッチ内外で信頼されている選手だ」

「今後はゴールにも期待したいね。マテオがゴールを決めれば、自分やマテオだけでhなく、チームの皆が喜ぶはずだ。彼にはゴールを決める能力があるはずだからね」

エンゴロ・カンテの役割について語るフランク・ランパード