フランク・ランパードがストライカーの選択肢、フェルナンド・トーレスの引退、ノリッチについてコメントした…
およそ9ヶ月、リーグ戦ホーム負けなしのノリッチ。最後に敗れた時の相手こそ、ランパード率いるダービーだった。4-3で終わったこの試合では、フィカヨ・トモリ、メイソン・マウントのローン組2選手がゴール。試合は3-2でノリッチがリードする中、照明の故障で一時中断。再開後にダービーが2ゴールを記録し逆転を果たしている。
カンテ、リュディガーの状態についてコメントするランパード
最終的には2部優勝で昇格を決めたノリッチは、プレミアリーグでも勢いを保っている。中でもプッキはここまで4得点と、ノリッチの中でも要注意の存在だ。
「彼らなりのフットボールを貫いている」と話すランパード。
「あるべき姿だね。いいフットボールして、昇格を決めたチームだ。優秀な監督がついている。今のやり方に自信を持っている選手がいるんだ」
「クラブとして一貫したやり方で、チャンピオンシップを戦い抜いた。こうしてプレミアリーグでも継続しているのには目を見張るね」
「もちろん勝利を目指してノリッチ戦を迎えるが、リスペクトは持っている。リヴァプール相手には負けているが、ニューカッスル相手にはいい試合をしていた」
「昨シーズンはチャンピオンシップで共に戦ったチームだ。その点では分析も進めやすいが、危険なのも重々承知だよ」
PL2視察に訪れたランパードの前で2ゴールを記録したミシー・バチュアイについて
「ミシーは順調に状態を上げてきているね。ゴールも良かった。ああいう時間が必要だ。ミシーにはポジション争いに加わってもらわないと」
「チーム全体としてもいい状態だったね。若手もいいプレーを見せていた。あの調子で頑張ってくれれば、練習にも合流してもらって、メイソン、タミーやトモリみたいになってほしいね」
マウントのプレーについて
「プレミアリーグでいきなり戦うのは簡単じゃないが、よくやっている。あのポジションで戦えるだけのポテンシャルはある。ハングリーで気持ちも強いが、しっかり謙虚さも持っている」
「この調子で活躍してくれれば、チームの柱になれる」
ストライカーの決定力について
「チャンスを作るところから、フィニッシュまで入念に練習は重ねている。自分もかつてはシュート練習をよくしたよ。そうやって結果を追い続けるしかない」
「前線3人には前向きにやってほしい。うまくいくときもあれば、そうでないときもある。オールド・トラフォードでタミーのシュートがポストに当たらず入っていたら、チームも彼自身も違う流れになっていただろう。だがその事ばかり考えていても仕方ない。ポジティブに信じ続けるしかない。大丈夫だと信じているよ。クオリティは確かだからね」
夏の移籍市場でこれ以上の放出はあるかということについて
「まだ分からない。チームには満足している。もちろん補強ができれば嬉しいが、そういうわけにはいかないからね。しっかりと今のチームを見極めないと。だが現状には満足しているよ」
引退を迎えたフェルナンド・トーレスについて
「素晴らしいキャリアだったね。人柄も素晴らしかった。良き友人だよ。今も連絡は取り合っている。自分が引退するときも連絡をくれたし、自分も同じように連絡したよ。ドレッシングルームでも本当にいい選手だった」
「ここでは何もかもが順調だったわけじゃないと思うけど、大舞台で大きな結果を残すこともできた」
「お疲れ様だね。今後どのような選択をとるか分からないが、うまくいってほしい」