ブルガリア戦で受けた人種差別に対するイングランド代表の選手やスタッフの対応を賞賛したフランク・ランパード。一方、フットボールを統括する組織に対しては断固たる処置を求めている。

ブルガリアと対戦したイングランド。この一戦ではロス・バークリーとメイソン・マウントが出場し、フィカヨ・トモリとタミー・エイブラハムはベンチ入りした。

現役時代、EURO2012予選のブルガリア戦でアシュレイ・コールが人種差別的なチャントを受けた場面に遭遇したランパード。フットボールを運営する組織に対し、こうした人種差別を撲滅するための処置を求めるようだ。

「自分がベンチから途中出場しようというタイミングで、あのようなチャントが聞こえてきた。イングランド代表としてヨーロッパでプレーする中で、そうしたことを経験することはあった。でも、多くは話さなかったんだ」

「統括組織は断固たる処置を示す必要がある。選手個人に対応を求めるべき問題ではないよ」

「イングランド代表の監督やスタッフ、選手らの対応は素晴らしいものだった。これで全て終わりではないが、自分たちが正しい道に進んでいることを示していたよ。これを続けていかないとね」

ランパードはイングランド代表に招集されていたチェルシーの選手と話をしている

「彼らと話をしたけど、内容は多くない。彼らは強い選手で、タミーは最近もそうした行為を受けていた。自分は彼らをサポートするよ」

若きイングランド代表選手は2試合連続のタフなアウェイゲームから学んでいたようだ

「彼らは学びを得ている。ヨーロッパでの遠征は難しいものだが、メイソンも初スタメンで活躍していた。試合後には彼とも話をしたんだ」

「自分も代表戦はメイソンと同じような気持ちで戦っていたよ。メイソンのように、全てを尽くすだけだ。彼はチェルシーやイングランド代表で長い間プレーできる選手だよ。タフな試合、タフな環境の中で大きな経験を得ることができただろうね」

ランパードは週末のニューカッスル戦にも言及。代表ウィーク前の公式戦4連勝という勢いを継続したいようだ。

「(代表ウィーク前の)パフォーマンスは良かった。この勢いを生かさないとね。良いパフォーマンスができた理由を忘れてはいけない。ハードワークをして、試合の内容も良くなったことで結果を手にすることができたんだ。それを今後も続けないといけない」

「ニューカッスルは闘志の強いチームで、組織されている。今シーズンは上位陣相手にも勝っているからね。だからこそ自分たちが試合を支配したい。ボールを素早く動かして多くのチャンスを作り、ゴールを決めるんだ。相手の前線に対しても、集中を切らしてはいけない。強く、鋭く、身体的にもベストな状態で試合に臨みたいね」