フランク・ランパードは試合における2つの局面にフォーカスしていると話した…

チェルシーの監督となったランパードは攻守ともに主導権を握ることを目指す。そのスタイルはトレーニングでしっかりと植えつけられているようだ。

「どのようにトレーニングを行うかというところに焦点を当てている」ランパードは話す。

「自分たちが目指すプレースタイルをトレーニングする。プレー中にスイッチを切るようなことはないはずだ」

「このチームからエネルギーに溢れたプレーを期待しているよ。ボールを支配したいんだ。このチームにはボールを扱う技術の高い選手たちがいるが、ポゼッションが目的ではない。ピッチ上でボールを素早く動かし、チャンスを作りたいね。見ていても楽しいプレーになるはずだよ」

「もちろんオフザボールでも積極的にならなければいけない。オフザボールでハードワークをして、オンザボールでは高いクオリティを求める。相手にとって手強いチームになりたいんだ」

タイトルを争うチームとのアウェイゲームや、残留争い中のチームとのホームゲームなど、毎試合がチャレンジの連続となる。ランパードは毎試合に適応することが大切だと話している。

「プレー哲学への質問は難しいものだ。多くのことを聞かれるからね。攻撃的なフットボールと言われるが、それが自分の望むものではないよ」

「様々なスタイルに適応できなければならない。プレミアリーグで毎試合攻撃的なフットボールを行う - それも悪くない。タフなものになるけどね。どんな相手にも上手く適応することが大切なんだ。そのための準備はできているよ」

「オフザボールでのプレーにフォーカスしている」

「それが基本となるよ。ボールのないところでどれだけハードワークができるか、その上でオンザボールに言及したい。選手たちは才能に溢れていて、ボールを持てばなんだってできる。ただ、自分たちは対戦していて脅威を与えるチームにならないとね。攻撃的なフットボールも、守備的なフットボールも同じだよ」