ハキム・ツィエクとチアゴ・シウバは、チェルシーと対戦した時に、多くのブルーズのファンを傷つけたかもしれないが、過去にもライバルチームでプレーしていた選手たちがその後チェルシーで強いインパクトを残した。

ブルーズと対戦してから1年と1日が経った土曜日、ツィエクはシェフィールド・ユナイテッド相手に主役級の活躍を見せた。

去年11月、ツィエクはチャンピオンズリーグでアヤックスの選手としてブリッジでチェルシーと対戦し、3点に絡み4-1とリードしたが、その後ブルーズの反撃にあい、試合は4-4の引き分けに終わった。そして土曜のブレイズ戦でも3ゴールを演出し、ブルーズは4-1で勝利を飾った。

この試合3点目を決めたのは、去年までPSGでプレーしていたチアゴ・シウバだった。彼にとってはこれが移籍後初ゴールとなった。

チアゴ・シウバはPSGのキャプテンとして2015年と2016年にチャンピオンズリーグ・ラウンド16でチェルシーと対戦し、ブリッジではアディショナルタイムにヘディングシュートを決めた。

しかし、36歳のシウバはチェルシー移籍後すぐに守備のリーダーとなり、土曜日の試合ではツィエクのアシストからヘディングシュートを決めた。

もちろん、彼ら以外にもチェルシー入団前に相手チームの一員としてブルーズを苦しめた選手がいる。

ジエゴ・コスタ

ジエゴ・コスタはアトレティコ・マドリードの一員として2013/2014年シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝でチェルシーと対戦し、2014年4月にブリッジで行われた試合ではPKを決めて3-1でブルーズを破った。その後2014/15シーズンにチェルシーに入団したコスタは、リーグ開幕から7試合で9ゴールを決め、チームのリーグ優勝に貢献した。

サミュエル・エトー

サミュエル・エトーは、2006年のチャンピオンズリーグ・ラウンド16ではバルセロナ、2010年にはインテル・ミラノの一員としてブリッジで2度決勝点を決めている。その後2013年にチェルシーに入団し、1シーズンで12得点、これにはマンU戦でのハットトリック、リヴァプール戦、アーセナル戦、そしてトッテナム戦でのゴールも含まれる。

二コラ・アネルカ

二コラ・アネルカはチェルシーと14回対戦し1ゴールしか決めていないが、この唯一の得点は2004/05シーズンにマンチェスター・シティーの一員として決めたPKだった。その4年後ボルトンからチェルシーに移籍したアネルカは、通算59ゴールを決め、2008/09シーズンにはゴールデンブーツを受賞、その翌シーズンはブルーズのダブル達成に大きく貢献した。

ジミー・フロイド・ハッセルバインク

ジミー・フロイド・ハッセルバインクはリーズ時代の1998年4月にエランド・ロードでチェルシーと対戦した試合で2得点を決め、3-1で勝利した。しかし、彼が最も輝いたのはチェルシー移籍後で、2000年から2004年までの間に177試合に出場し87ゴールを記録した。

マーク・ヒューズ

マンチェスター・ユナイテッドの選手としてブルーズ相手に1994年FAカップ決勝でのゴールを含め8得点を決めたマーク・ヒューズ。しかしウェールズ出身のヒューズは1995年にチェルシーに入団し、123試合出場39得点を記録し、FAカップ、リーグカップ、カップウィナーズカップ獲得に貢献した。