カラム・ハドソン=オドイは、夏のオフを最大限に活用して10年ぶりにガーナを訪れ、首都アクラの地域コミュニティを訪問した。

20歳のハドソン=オドイは、父親がアクラに本拠地を置くトップリーグのチーム、ハート・オブ・オークスでプレーしていたことから、西アフリカにあるガーナとの縁が深い。カラムの兄ブラッドリーもガーナで生まれ、20歳以下のユースレベルまでガーナ代表として活躍した後、フルハムに移籍している。

子供の頃ガーナで暮らしていたカラムだが、夏の間はイングランドの様々な年代の代表として忙しい日々を送っていたため、10年以上も父親の故郷を訪れていなかった。

しかし、ポルトでチャンピオンズリーグのトロフィーを掲げた数日後、家族との再会と発展途上国での積極的な活動のために、再び荷物をまとめてアフリカに向かった。

ハドソン=オドイは、首都での様々な活動の中で、地元の学校を訪問し、地元の若者たちと一緒に過ごした。即席の合唱で歓迎されたイベントでは、地域のフードバンクに必要な物資を寄付した。

ハドソン=オドイは、アクラでさらに慈善活動を行う予定で、観光大臣やスポーツ大臣と面会し、次世代のガーナ人選手を励まし、国中の草の根運動に協力していきたいと語った。

また、ガーナ共和国のナナ・アクフォ=アド大統領(写真上)とも特別に面会し、サッカーのインフラや子供や若者のための機会を改善するためのプロジェクトについて話し合った。

慣れ親しんだサッカー場に戻り、父親がかつて所属していたクラブを訪問した後、カラムは地元の人々と一緒に、近隣の学校のための資金集めのためのチャリティーゲームに参加した。

ガーナのシンガーソングライター、キング・プロミスがキャプテンを務めるチームと対戦した際には、大きな注目を集めた。アクラにはチェルシーのサポーターが多くいて、カラムの生い立ちやチェルシーが最近ヨーロッパチャンピオンになったこともあり、国で最も有名な音楽家とサッカーのスターを前に多くの人がこの試合に熱狂した。ハドソン=オドイにとっては、自分のサッカー人生において間接的ではあるが重要な役割を果たしてきた国に恩返しをする機会となった。彼がアクラを訪れるのは、これが最後ではないだろう。