チェルシーが大西洋を渡り、アメリカでのプレシーズンツアー第1戦のためにロサンゼルスへ向かう直前、カラム・ハドソン=オドイにインタビューを行い、この夏の仕事、昨シーズンに影響を与えた怪我の不安、そして初めてのアメリカ遠征について話した。

まだ21歳のロンドンっ子は、2018年1月のプロデビュー以来、すでにブルーズで126試合出場という素晴らしい記録を積み重ねている。しかし、幸先良くスタートした2021/22シーズンは、アキレス腱の怪我によって中断され、さらに悪化してしまった、とウインガー本人がこの独占インタビューで語っている。

ハドソン=オドイは昨シーズン、トーマス・トゥヘル監督の下で28試合に出場し、クラブワールドカップ決勝ではロメル・ルカクの先制点をアシストしたが、3月初旬以来出場機会がなく、重要なプレシーズンに向けてこの夏は厳しいトレーニングを続けている。

アカデミー出身で、15年前から通い続けるコブハムで明るく人気者だったハドソン=オドイも、春以降の苦闘によりフラストレーションが溜まり、そのポジティブな性格が試されることになった。しかし、オフシーズンの間のコンディション管理を徹底した彼は、「天使の街」で輝こうとしている。

カラム、お帰りなさい! 太陽が出て、選手たちはトレーニングに戻ってきました。プレシーズン、これまでの感想は?

「雰囲気は良いね。みんな笑顔で、戻ってこれたことを喜んでいる。今週は監督も戻ってきて、みんなベストを尽くそう、早く体を動かそう、より強くなろうという気持ちが伝わってくる。みんな本当によくやっているし、みんなが戻ってきたことを喜んでいるから、楽しんでいるよ。」

シーズン中は一緒に過ごす時間が長いので、夏休み明けの登校初日のような感覚でしょうか?

「長い休みから帰ってきて、シーズン中はあまり会わない友達や、毎日会って一緒に遊んでいる友達が自分のことに取り組んでいて、みんなが一緒に戻ってきたという感じで、とても賑やかだよ。みんな近況を報告しあっていて、いい感じだよ。ほとんどの選手が戻ってきたけど、まだ全員揃ってない。グループに戻り、早く団結して、いつも通り最高のサッカーをしようとすることは、みんなにとって大事なことだろう。」

夏休みの間、かなりトレーニングに取り組んでいたのがSNSで伝わってきました。

「夏休みの間は、体力づくりとフィットネス、そして自分らしさを取り戻すことに専念していた。6週間のうち5週間はここにいて、1週間だけ休んでいたんだけど、周りの選手たちが戻ってくる前にできるだけ体調を整えておこうと思って、早めに始めたんだ。確かに、かなり強くなったと感じている。新しいシーズンには、新しいスタイルで臨みたいんだ。」

特に上半身の強化のためにジムで多くの時間を費やしていますが、その背景にはどのような考え方があるのでしょうか?

「この夏、そしてシーズンを通しての一番の目標は、より強くなることなんだ。昨年のシーズンでは、ボールを持って走っていて倒れそうになったり、自分が思っているほど強くないな、と思うことがあった。トレーニングで筋肉を増やして体を大きくしているから、相手にチャージを受けても抑えられる、あるいは、自分が押されないで代わりに相手を押せると思う。」

1月から9試合しか出場できず、3月のルートン・タウン戦が最後の試合となったのは、怪我のためでした。思っている以上に複雑な問題となったので、それについてもう少し教えてください。

「奇妙なものだった。背中の神経が痛んで、それが体全体に広がって、筋肉を維持するのが難しくなったんだ。脚に力が入らず、パニックになる感だった。10ヤードのパスを出そうにも、力が入らず、出せないんだ。12月にかかったコロナウィルスの後遺症もあったと思う。アキレス腱の問題から始まって、それを補うために体の他の部分を使おうとして、たとえば走るときも、アキレス腱の力がそれほど強くないから、つま先立ちで走ることはあまりしていなかったんだ。他の走り方を模索した結果、背中に影響が出始めたんだけど、今はすべて良好だよ。アキレス腱も背中も強くなったから、すべてがうまくいっている。こういうこともあるけれど、復帰できて嬉しいし、パワー、強さ、スピードがすべて戻ってきたのは願ってもないことだよ。」

ここ数年の負傷離脱は初めてではないようですが、そうした時期の対処は難しいですか?

「難しいね。最初のアキレス腱を痛めたときは、週半ばも週末も試合をしていて、ヨーロッパリーグの準々決勝に臨んでいた。準決勝や決勝に残れるかもしれないという期待感もあったから、あのような怪我をしたことは本当に残念だった。今回のこともそうだし、怪我はつきものだけど、残りのキャリアを考えると、なるべく怪我をしないようにするのが一番の目標。100パーセントの状態で、毎試合ベストを尽くせるように、正しいことをしようとしているんだ。」

昨シーズンは秋に左サイドでプレーし、ゴールとアシストで11試合中10試合に出場し、チームは8勝をあげ、最高のパフォーマンスを見せた。今、どのようにそのような状態に戻ろうとしているのでしょうか?

「できるだけ多くプレーしたい。レギュラーシーズンには安定したプレーが求められるから、できる限りプレーし続けたい。11試合中10試合を、自分の好きな左サイドのポジションでプレーできたことは、自分にとって大きな意味があった。試合に勝ち、リーグでも首位に立ち、すべてがうまくいっていた。だから、あのような怪我をしたことは大きな痛手だったけど、同時に、復帰して以前のように戻ろうというモチベーションにもなるよ。」

間もなくアメリカ遠征が始まりますが、ピッチ上、ピッチ外を含めこのツアーをどれくらい楽しみにしていますか?

「今まで行ったことがないから、アメリカはこれが初めてになるんだ。とてもいいところだし、気候も暑いので、いい環境で仕事ができそうだ。ずっと行きたかったんだけど、怪我などで行けなかったから、絶対いいものになるし、グループとしても行けるのもいいことだと思う。みんな一緒に行くから、彼らに会えるのが楽しみだけど、それと同時に、自分たちはトレーニングに取り掛からなければならないし、シーズンをうまくスタートさせなければならないんだ。」

チェルシーの新時代について多くの人が楽しみにしていると語る中、ロッカールームでもそのように感じているのでしょうか、それとも他のことに目を向けているのでしょうか?

「正直言って、今はただ新しいシーズンが始まると感じている。選手たちにとってはあまり変化がないから、なるべくそういう部分には触れないようにしている。トレーニングやゲームに集中し、自分たちのできることを最大限に発揮したい。もちろんニュースは伝わってくるけど、同時に自分たちのサッカーにもっと集中したいし、これからの数週間はそうするつもりだよ。」