マテオ・コヴァチッチとイーサン・アンパドゥは木曜日の夜、それぞれの代表でUEFAネーションズリーグに出場した。アンダー世代はチェルシーの2人がU-21イングランド代表のイタリア戦の勝利に貢献した。
コヴァチッチのプレーするクロアチアは、ホームでデンマークに勝てば、デンマークを抜いてグループA1のトップに立ち、日曜日に行われるオーストリアとの最終戦を迎えることになっていた。
クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督は、今夜までに行われたネーションズリーグの4試合すべてでコヴァチッチを起用し、ザグレブでのこの試合も中盤のキープレーヤーとして再び彼を指名した。
コヴァチッチはルカ・モドリッチ、マルセロ・ブロゾビッチと共に中盤で先発、試合はシュトゥットガルトのボルナ・ソサが後半開始からわずか数分後に先制ゴールを決めた。
しかし、マンチェスター・ユナイテッドのクリスチャン・エリクセンが25ヤードから絶妙のシュートを放ち、デンマークが同点に追いつく。その後、マテオ・コバチッチは交代したが、その後ロヴロ・マイェルがエリア外から左足でゴールを決め、クロアチアがリードを取り戻した。
コヴァチッチはこの試合、2本のシュートと63本のパスを記録した。
チェルシー所属で現在セリエAのスペツィアにレンタル移籍しているウェールズ代表DFイーサン・アンパドゥは、グループA4でベルギーと対戦した。
ウェールズは中盤の要、アーロン・ラムジーとジョー・アレンを欠き、チェルシーのアンパドゥがMFとして先発、一方のベルギーはケヴィン・デ・ブラウネ、ミシー・バチュアイ、エデン・アザールの元ブルー3人が攻撃の先鋒となった。
そしてホームチーム・ベルギーに先制点をもたらしたのはデ・ブラウネだった。ノッティンガム・フォレストのGKウェイン・ヘネシーがセーブを試みるも、左足でゴール下へ鮮やかにシュートを決め、ベルギーが先制した。
先制点をアシストしたバチュアイだったが、ハーフタイム前にデ・ブラウネからのお返しとなるアシストを受けてチーム2点目を決めた。
その後、ウェールズはキーファー・ムーアのヘディングシュートで1点を返したが、ネーションズリーグでの最初の5試合で4敗目を喫することとなった。
チェルシーからインテル・ミラノにレンタル移籍中のロメル・ルカクは、筋肉の怪我のため、セリエAのここ4試合を欠場しており、今回もベルギー代表には招集されなかった。
アンダー世代の代表戦
21歳以下のイングランド代表は、フル代表と同じようにイタリア代表と対戦した後、火曜日にシェフィールド・ユナイテッドのホームスタジアムであるブラモール・レーンにてドイツ代表を迎える予定だ。
ヤングライオンズは、グループリーグを首位で通過し、来年夏にルーマニアとジョージアで開催される2023 U-21欧州選手権の出場権をすでに獲得している。
コナー・ギャラガーとレヴィ・コルウィルは、イタリア戦に先発出場した。ギャラガーは、今シーズンの開幕日にチェルシーでデビューし、開始3分でエドアルド・ボーヴェのファウルによりPKを獲得した。
シェフィールド・ユナイテッドのリアン・ブリュースターが決めた2ゴールにより、イングランドがイタリアを制した。
前半のロスタイムには、DFレヴィ・コルウィルがコーナーからのヘディングシュートをポストに当て、ギャラガーは、カレブ・オコリのブロックによりゴールを阻まれた。
チェルシーの2人は70分にピッチを去った。
今シーズン、リーグ2のバロウでプレーしているアンダー世代のサム・マクレランドは、北アイルランドU-21代表としてスコットランドとの親善試合に出場した。
ハーフタイムに0-2のビハインドを負った北アイルランドは、その後3点差まで広げられ、一点を返したものの、試合は3-1で終了した。
両チームは日曜日にスコットランドに移動し、再戦することになる。