水曜日に行われたワールドカップの予選ではイングランド、フランス、イタリア、デンマーク、そしてアルバニアが勝利した一方で、ドイツがホームで格下相手に敗れる波乱があった。

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ここ3試合連続スタメン出場となったマウントは中盤の高い位置でプレーしたが、前半にPKを獲得したのはラヒーム・スターリングで、これをハリー・ケインが決めて先制した。

後半15分にブライトンのヤクブ・モデルに同点とされたものの、残り5分でハリー・マグワイアが決勝点を決めイングランドが勝ち点3を獲得した。リース・ジェイムズは後半終盤に途中交代し代表7試合目となる出場を果たし、イングランドはこの予選勝率10割となっている。

同グループのアルバニアはサンマリノに2-0で勝利した。アルマンド・ブロジャは0-0で終わった後半にピッチを退いたが、その後チームは2点を取り3試合で勝ち点は6ポイントとなった。

アンドレアス・クリステンセンがプレーするデンマークはウィーンでオーストリアに4-0で勝利した。クリステンセンはCBとしてチームの3連続クリーンシート達成に貢献した。デンマークはグループFで2位のスコットランドに4ポイント差をつけている。

トニ・リュディガーとカイ・ハフェルツが先発したドイツはホームで北マケドニアに2-1で敗れた。予選での敗戦は2001年にミュンヘンで行われたイングランド戦に遡る。

この夏の欧州選手権をもってドイツ代表監督を下りると宣言しているヨアキム・レーヴはカイ・ハフェルツを3トップの右に、リュディガーをCBに起用した。ティモ・ヴェルナーは56分にハフェルツと交代し1-1の状態でチャンスを作ったがシュートは枠を外れた。ドイツは現在勝ち点6でグループリーグ3位となっている。

アウェーでリトアニアと対戦したイタリアはエメルソン・パルミエーリが左SBとして出場し、チームは2-0で勝利した。エメルソンは後半残り34分に途中交代した。

フランスも接戦ながらアウェーにてボスニアヘルツェゴビナを1-0で下した。オリヴィエ・ジルーは後半にキングスレイ・コマンに代わって出場し、その1分後にアントワーヌ・グリーズマンが決勝点を決めた。クル・ズマは出場せず、エンゴロ・カンテはハムストリングの怪我により既にコブハムに戻っている。

カラム・ハドソン=オドイが既に離脱しているイングランドU-21代表はスロヴェニアでクロアチアとのグループリーグ最終戦に臨み2-1で勝利した。

コナー・ギャラガーは中盤でこのトーナメント初先発し、一方のマーク・グエヒはスタメン落ちとなった。クリスタルパレスのエベレチ・エゼとリヴァプールのカーティス・ジョーンズのゴールにより2点をリードしたイングランドに対し、クロアチアはアディショナルタイムに1点を返した。ギャラガーは72分間プレーした。

これが今シーズンのシーズン中の最後の代表選となり、今週末からはリーグ、そしてカップ戦が再開する。