チアゴ・シウバがプレーする現在ワールドカップ予選で30試合無敗のブラジルは、木曜日にアウェーでエクアドルと対戦し、引き分けに持ち込んだ。

VAR判定が多数あるなど劇的な展開となったこの試合、両チームとも大半を10人でプレーし、さらに2枚のレッドカード(いずれもリヴァプールのGKアリソンに出されたもの)が審議で撤回された。ブラジルはエクアドルの首都キトで序盤にリードを奪ったが、試合終了間際に相手が同点に追いつき、1-1の引き分けに終わった。

チアゴ・シウバ率いるブラジルは、11月に既にカタール・ワールドカップへの出場を決めている。南米予選の残り2枠を争うエクアドルとの対戦を含め、4試合を残していた(アルゼンチンもすでに本戦出場決定済み)。

しかし、エクアドルは15分にGKアレクサンデル・ドミンゲスがマテウス・クーニャの胸を蹴るラフプレーで早くも退場となった。さらにその直後には、トッテナムのフルバック、エメルソン・ロイヤルが2枚目のイエローカードを受け、10対10となる。

もし、前半にアリソンが危険なプレーで受けたレッドカードが、VARによる検証の結果イエローに格下げされていなかったら、セレソンにとってさらに悪い状況になっていただろう。

ブラジルは、6分にレアル・マドリードのカゼミーロが、コーナーキックのこぼれ球をゴールに押し込んで先制点を決めた。

後半、エクアドルはゴールネットを揺らしたが、ボールがラインを割ったとしてゴールは取り消され、さらにPKを獲得したが、主審がVAR判定で見直し取り消された。

ブラジルはそのまま勝利すると思われたが、残り25分、ポスト付近のコーナーからDFフェリックス・トーレスが頭で合わせ、エクアドルが同点に追いつく。

アディショナルタイムにはアリソンがPKを取られ2枚目のイエローカードが与えられたが、VARによる長い審議の結果、リヴァプールのGKが相手選手と接触する前にわずかにボールに触れていたと判断され(写真上)、どちらの判定も覆り、エクアドルが勝ち点3を獲得するチャンスは消滅した。

ブラジルは次戦、火曜日にパラグアイと対戦する。