ハーヴェイ・ヴェイルは、金曜日の夜に行われたU-19欧州選手権決勝で、イングランド代表のキャプテンを務め、延長戦で決勝点を挙げる活躍を見せ見事トロフィーを手にした。

18歳のヴェイルは、延長108分に見事なクロスを送り、カーニー・チュクエメカのタップインゴールをアシストした。この試合は、イタリアに勝利した準決勝同様に相手にリードを奪われたが、またしても挽回して栄光を勝ち取った。

気迫と決意がついに実を結び、イングランドは2017年以来初めてトロフィーを掲げたのである。大会序盤に2試合に出場したバシール・ハンフリーズとGKテディ・シャーマン=ロウは、決勝戦では起用されなかった。

スパルタク・トルナヴァのアントン・マラティンスキー・スタジアムでは強風に見舞われ、前半のイングランドはイスラエルの執拗なプレスを凌ぐのに必要なテンポやポゼッションの精度を欠き、罰を受けることになった。

イスラエルが優勢の中、マッカビ・テルアビブのプレーヤー、オスカー・グロフが前半の終わりに巧みなフットワークで抜け出し、ゴール隅にシュートを決めリードを奪った。

前半、イスラエルが7本のシュートを放ったのに対し、イアン・フォスター監督率いるチームは僅か1本を記録しただけで、前半終了間際にゴールキーパーのトーマー・ザルファーティがファンブルしたところをデーン・スカーレットが振り向きざまに放ったシュートはブロックされた。

ヴェイルは決勝戦の前に、2017年のU-19ユーロチャンピオンであるメイソン・マウントから大会のプレッシャーについての知恵をもらったと明かしていたが、ハーフタイムの間、イングランドが突破口を見出そうとしていたとき、この10代の選手はきっとそのアドバイスを思い出していたに違いない。

準決勝のイタリア戦で2度得点したように、イングランドの最大の武器と言えるセットプレーが報われ、同点に追いつくのに時間はかからなかった。トッテナムのアルフィー・ディヴァインの左サイドからのCKを足元で受けたDFカラム・ドイルがシュートを決めた。

左ウイングバックで出場したヴェイルは、今大会を通してそうであったが、ディフェンスとフォワードを兼務していた。イスラエルの先制点は阻止できなかったが、15分にはタイ・アベドのシュートをブロックする決定的なプレーを見せた。

スロバキアでは夕方にキックオフされたにもかかわらず、気温は28度にも達し、当然ながら足に疲労が溜まり精神力の闘いになり、試合はオープンな展開となる。アーロン・ラムジーがザラフティに阻まれ、アストンヴィラのチームメイトであるチュクエメカのシュートがポストを叩くなど、イングランドが攻勢に出る。

試合終盤になるとヴェイルはポジションを上げ、さらに延長戦では右サイドから相手ディフェンスを突破し脅威となった。彼のCKからチュクエメカがシュートを放つが、これは枠の上に外れた。

しかし、ヴェイルとチュクエメカのコンビは、12分後、前者の素晴らしいクロスから後者が6ヤードのところで落ち着いて押し込みとうとう逆転ゴールを決めた。

その8分後、素早いカウンターアタックからラムジーが3点目を決めると、イングランドの選手やスタッフから大きな歓声が上がった。

このゴールの直前には、グロフのシュートをライン際でドイルがヘディングでクリアし、流れがイングランドにきていることをさらに印象づけた。結局、そのまま2点リードをキープしたイングランドが決勝の舞台で貴重な勝利を手にした。

ヴェイルは、ピッチ上で激闘の末手に入れたトロフィーを掲げた。

また、ユースではルーク・バドリー=モーガンがプレーするジャマイカのCONCACAF U-20選手権は、ドミニカ共和国に1-0で敗れ終わりを告げた。ホンジュラスで開催された大会の準々決勝、前半10分にこの試合唯一のゴールを決められバドリー=モーガンのジャマイカ代表としての初陣は幕を閉じた。