ジェイク・クラーク=ソルターはイングランドU21の代表に選出されたが、そのイングランド代表は今日からイタリアで始まる欧州選手権に挑む。ジェイク・クラーク=ソルターが今大会に関する意気込み、フィカヨ・トモリと共にプレーすることについてコメントしてくれた…

イングランド代表はここ数年各年代で結果を残しているが、フル代表は昨年のW杯で準決勝に初めて進出。またUEFAネーションズリーグでは3位に輝いた。

2年前、イングランドU20はU20W杯を制覇。またU17代表も2017年にW杯を制覇。この大会でカラム・ハドソン=オドイはインドでスターとなった。

ここの数年のU17、U19代表の活躍やトゥーロン国際大会での成績を見るとイングランドの将来は明るいと言えるだろう。

イングランドU21は前回の欧州選手権の準決勝でドイツにPK戦の末敗れた。今日から新しくイタリアで欧州選手権が始まる。

チェルシーアカデミー卒業のジェイク・クラーク=ソルターは2017年のW杯制覇に貢献。また、翌年のトゥーロン国際大会でもチームの一員であった。

「チャンスが来たと思ったね」と彼はコメント。

「この大会のために準備してきたんだ。チャンピオンになりたいね」

「いくつも素晴らしい大会はあるけれど、みんなハードにトレーニングして、自分たちを限界まで高めているんだ」

「準備はいい感じに進んでいる。キャンプでは4回ほどトレーニングしたけど、大会が始まるのが楽しみだよ。自分たちの実力を証明したいね」

チェルシーからこの23名の代表メンバーに多くの選手が選出された。クラーク=ソルターの他に、タミー・エイブラハム、メイソン・マウント、フィカヨ・トモリ、ジェイ・ダシルヴァが選ばれている。彼らは全員チャンピオンシップでローン移籍し、修行を積んだ。

「多くの選手がいるね!」とクラーク=ソルターは笑いながらコメント。「みんな違うチームにいるけれど、久々にみんなと会うと嬉しいんだ。お互いよく話すよ」

クラーク=ソルターはトモリと共にチェルシーやイングランド代表でよくコンビを組んだ。

「フィカヨとプレーするのは好きだよ。何年も共にやってきたから、お互いよくわかっているんだ」

「彼は素晴らしいシーズンを過ごして自信を深めた。彼のプレーを見れば自信に満ち溢れてプレーしているのがわかると思うよ。もし選ばれたら彼と共にプレーするのは嬉しいね」

トモリはダービーがプレーオフの決勝に進出するのに大きく貢献。クラーク=ソルターは2018/19シーズンをオランダのフィテッセで過ごした。週間ベストイレブンに度々選ばれ、ベストのシーズンを過ごしたと言ってもいいだろう。

ステップアップ:ジェイク・クラーク=ソルター

彼は34試合に出場し、チームは5位に。オランダでの経験が代表での地位を確立した。

「大会は長いけど、大会でいい結果を残せた時には非常に経験になるんだ。自分もできるだけ多くのことを学ぼうと努めているよ」

「U20W杯からステップアップしているけど、W杯の経験を活かしたいね。U21のEUROでプレーした選手もいるから、助けになるに違いないよ」

クラーク=ソルターもこの大会が選手にとってエキサイティングなものになるとコメント。またここ最近力をつけたハドソン=オドイ、ジョイドン・サンチョ、トレント・アレクサンダー=アーノルドがフル代表に定着。

「彼らはチャンスを得たんだ。そして自分もこの大会で能力を示すチャンスだ」とクラーク=ソルターはコメント。

イングランドはグループステージでフランス、ルーマニア、クロアチアと対戦。最近U21代表でキャプテンを務めたクラーク=ソルターは多くの有望な選手がいることに驚きはなかったという。

「多くの若手の有望な選手がいる。だから攻撃的なサッカーを展開するよ。とにかく集中することが大切だ」

「フランスはとてもいいチームだね。世界でも有数のチームだ。フランスとの試合は面白い試合になるはずだよ。勝利したいね」

「ルーマニアは最近対戦したけど、侮れない相手だよ。クロアチアはたくさんの経験がある。でもどのチームからも勝ち点を得てグループステージを突破したいね」

イングランド代表の戦績を考えればこの大会でトロフィーを獲得する可能性も大いにあるだろう。