ジョン・テリーがチェルシー・アカデミーのコーチング・コンサルタントとしてコブハムに戻ることが決まった。
ブルーズのレジェンドであるジョン・テリーは、20年の選手生活とアストンヴィラでのアシスタント・コーチとしての経験から得た豊富な経験を生かし、若手育成プログラムにおいて若い選手やコーチング・スタッフと一緒に働くことになる。
チェルシーで長年キャプテンを務めたテリーは、フィールドでのコーチングだけでなく、スタッフとの指導に関する方針についてのコンサルティング、アカデミーの選手の指導、保護者との対話もサポートする予定で、来月初旬から、パートタイムでこの職務に就くことになる。このフレキシブルな契約は、ジョンとアカデミーの双方にとって有益であり、ジョンが他の仕事と並行して自身のコーチングスキルを向上させ続けることができる一方、アカデミーの育成プログラムの中で彼のこれまでの知識が最適に活用されることになる。
ユース育成の責任者であるニール・バスは、この人事について「コブハムにジョンを迎え入れ、我々のアカデミーで次世代の若い選手を指導する役割を担えることを嬉しく思っています」と述べている。
「世界トップクラスの選手として、また最近ではプレミアリーグでアシスタントコーチとして活躍したジョンの経験は、このクラブハウスにいるすべてのスタッフにとって貴重なものになることは言うまでもないでしょう。」
「彼は選手にとって素晴らしい指導者になり、コーチングスタッフにとっても素晴らしい財産になるでしょう。彼がこの仕事をスタートするのが待ち遠しいです。」
14歳でチェルシーに入団したジョンは、ユースチームの奨学生として活躍した後、クラブ史上3位となる717試合に出場、そのうち500試合以上はキャプテンを務めた。この間、5つのプレミアリーグ優勝と2012年のチャンピオンズリーグ優勝を含む17のトロフィーを獲得している。