2020EURO予選ではアンドレアス・クリステンセンのデンマークが大勝。一方のスペインはケパ・アリサバラガがクリーンシート達成に貢献し、アルヴァロ・モラタがPKを決めるなど、スウェーデンに勝利した。

スペイン代表で4-1と勝利したフェロー諸島戦以降出場を続けているのはケパを含め3人。ケパはこれで来夏の本大会に向けた予選の4試合のうち3試合でスタメン出場を記録している。

結果的にはスウェーデンに3-0で勝利したものの、先制点が生まれたのは60分を過ぎてからだった。ケパがロビン・クアイソンのシュートを見事なセーブで防いでから直ぐとなった64分に、相手がエリア内でハンドし、PKを獲得したスペイン。これをセルヒオ・ラモスがきっちり決めて先制。

現在チェルシーからアトレティコ・マドリッドにローン移籍中のアルヴァロ・モラタは途中出場を果たし、自らPKを獲得。ラモスからボールを受け取ったモラタがゴールに流し込み追加点を挙げた。

レアル・ソシエダのミケル・オヤルサバルはこの試合が代表デビュー。そして試合残り数分のところでゴールを記録。スペインはこれによりグループFで首位をキープ。スウェーデン、ルーマニアとは勝ち点が5離れている。

デンマークはジョージアに勝利が必要だったが、結果的に5-1の大勝。グループDの開幕から2戦引き分けが続いていたが、今回はカスパー・ドルベリが早々に先制点を挙げた。

ジョージアも同点に追いついたものの、クリスティアン・エリクセンにゴールを許し再びリードを許す。後半にはドルベリが再びゴールを決め追加点。そしてユスフ・ポウルセン、マルティン・ブライトバイテもそれぞれネットを揺らした。

クリステンセンもフル出場。デンマークはこれでグループ2位に浮上。1試合多いアイルランドとは勝ち点が5離れている。デンマークは9月の代表ウィークでジブラルタル、ジョージアに旅立ち試合を行う。