コヴァチッチは、自身の素晴らしいボレーシュートが同点劇のきっかけになったことに満足しつつも、3ポイント獲得できなかったことを惜しんだ。

スタンフォードブリッジで行われたプレミアリーグ2位と3位の重要な一戦では、チェルシーは試合開始直後から良いスタートを切ったものの、ディフェンスのミスにより序盤から2点を失った。

しかし、コヴァチッチがエリア外からの豪快なボレーシュートで1点を返し、さらにそのわずか3分後にクリスチャン・プリシッチが2点目を決め、同点で前半を折り返すことができた。この試合は見どころ満載のスリリングなものだったが、クロアチア人選手は複雑な心境で試合を振り返った。

「2-0とリードされ難しい状況だった。試合の出だしはかなり良かったけど、その後2点を取られてしまい、逆転するのは難しかった。(得点シーンは)ボールが来たのからシュートを打ったら、運良く決まったんだ。」

「ボールがゴールに入っていくのを見て、きれいな得点だと思ったよ。そしてチームが勢いに乗って2点目を取ることができた。もっとやれたと思うけど、逆転するのは大変だったから、この1ポイントに満足すべきだろうね。」

前半30分間のことを考えると引き分けに持ち込めたことは喜ばしいが、コヴァチッチは首位マンCとの勝ち点差が10ポイントに広がったこともあり、相手のゴールがディフェンスのミスから生まれたことを考えると、1ポイント獲得したと言うよりも2ポイント失ったと感じているようだ。

「同点劇とチームスピリットには満足している。 というのも、この試合は明らかに勝ちたかったが、あのような2失点を喫した後に盛り返すのは難しかったからだ。このレベルではあってはならないことだけど、今日自分たちにはそれが起きてしまった。同点に追いつけて良かったよ。」

「個人的には常に勝ちたいから、2ポイント落としたと考えるし、シティに近づくために勝ち点3を獲得したかった。だけど、チームは素晴らしいハートの強さ発揮し、同点に追いついた。素晴らしいチームスピリットを見せることができた。」

「試合の出だしは非常に良く、クリスチャンの良いチャンスもあったけど、得点には至らず、その後、あり得ないかたちで2失点を喫してしまった。1失点して、2失点して、2-0になったからと言って攻撃にシフトすると、相手はカウンターアタックでチャンスを作ってくるから大変だった。」

「もっと集中しなければならないことは分かっていたし、実際、最初の15分、20分は集中できていた。2失点してしまったけど、その後に素晴らしいチームスピリットを発揮し、2つの良いゴールを決めたし、後半は非常に良かった。相手にも少しだけしかチャンスを作らせなかったしね。」

「自分たちにも多くのチャンスがあったけど、相手も同じで、素晴らしいサッカーの試合となった。良いチームスピリットを発揮できてよかった。全体的に高いパフォーマンスを発揮できたことを喜ぶべきだし、これからも今日のようなプレーを続けるべきだね。」

また、コヴァチッチ個人にとっても今シーズンの重要な出来事だった。これまで、怪我とコロナ感染によって10月からプレミアリーグの試合に出場していなかったが、5日間のうちに2試合連続でフル出場を果たしたのだ。

「この2ヶ月間、色々な問題があったんだ。シーズンの始まりはとても良かったと思うし、とても調子が良かったんだ。でも、怪我をしてしまい、復帰した時にはコロナに罹ってしまった。でも、復帰するためにたくさん努力して、一試合一試合コンディションを高めていったよ。」

「リヴァプールは運動量の多いチームだから、今日は自分にとって重要なテストだった。うまくいったと思うけど、まだ改善の余地がたくさんあるし、もっと体力をつけていきたい。」