5年前のこの週、クル・ズマはチェルシーの一員として、リーグ杯でデビューゴールをマーク。そして、スタンフォードブリッジでのタイトル獲得に貢献してみせた。

チェルシーは今夜スタンフォードブリッジを訪れるグリムズビー・タウンと国内カップ第3回戦を戦う。試合前最後の練習後、コブハムにてズマへとインタビューを行い、チェルシー加入から5年目を迎えたズマの思い出を振り返った。

「今年で5年目?!そうだよ!」

ズマは笑顔を交えながら自身のチェルシーでのデビューを飾り、自身の先制ゴールを含めて2-1で勝利を収めたボルトンとの一戦を振り返った。

「とてもいい思い出だよ。デビュー戦というのは誰にとっても特別なことだ。自分は19歳でとても若かった。イングランドに来たときは、上手く英語が話せなかったんだ。若手の頃は誰でもプレーをしたいと思う」

「心からピッチに立ちたいと思っていたね。全てを出し尽くして、幸運にもゴールを奪うことができた。チェルシーサポーターに自分のことを紹介するのにとてもいい方法になったね」

リーグ1のボルトンはクルの兄弟であるヨアンがセンターバックとしてリーグ1でプレーしているということを除けば、あまり馴染みのない名前だ。ヨアンがボルトンに加入したのは2018年8月のことである。そのヨアンの兄であるクル・ズマは昨シーズン、ローンでエヴァートンとの一員としてプレーした。

「自分たち兄弟はお互いの家から20分の距離に住んでいた。だから毎日のように会っていたし、ディナーも共にしていたんだ」

「ヨアンは昨シーズン、U23のカテゴリーでプレーしていた。トップチームでは数試合に出場していたね。上手くプレーしていたと思う。彼は自分と同じようなタイプのプレイヤーだね。大きくて強く、そしてスピードがある。トップチームでプレーするのに十分値する」

「彼はフランスで過ごしていたんだ。今はイングランドにいて、自分とあまり離れていないところに住んでいる。いつも電話でやり取りしてるし、彼に対してアドバイスをあげれるようにしているんだ。彼がよりいいチームでプレーができる事を願っている。今の調子のままハードワークを続けてトップチームでプレーできるようになって欲しいね」

チェルシーでプレーする兄、クル・ズマに話を戻そう。そのズマはリーグ杯決勝でトッテナムを相手に勝利を収めた試合を振り返った。この試合、ズマはチームメイトの怪我、累積による出場停止によりミッドフィルダーとしてピッチに立った。「チェルシーでプレーした中でベストな試合の1つだ」と話したズマ。トッテナムとのダービーゲーム、ズマは慣れていない中盤で印象に残るプレーを披露し、ブルーズは観客のボルテージが高まったスタンフォードブリッジでタイトルを手にした。

「今シーズン、自分たちはもう一度そのタイトルを手に入れたいと思っている」と加えたズマ。

その目標を達成するためにも、チェルシーはリーグ2に所属するグリムズビーに良い形で勝利収めることが必要となってくる。FA杯でブラッドフォードに衝撃の黒星を喫した一戦でプレーしていたズマはストークとエヴァートンで教訓を得たようだ。

「イングランドにやって来て学んだことは毎試合100%を出し切らなければならないということだ」と話すズマ。

「50、60%で試合に臨むなら、きっと負けるだろうね。みんなベストを尽くしているから、全力を尽くさなければならない。ここにはフィジカルに長けたチームが多いんだ」

「自分たちは試合に向けて焦点を当て、準備をしなければならない。自分たちは勝利を渇望していて、毎日その気持ちを持って取り組んでいきたいと思っているんだ」

「1つ1つの試合で全力を尽くしていく。チャンピオンズリーグのような大会は試合数が多くない。チェルシーはビッククラブなんだ。ピッチ上ではそのことを示し、最後にはトロフィーを勝ち取りたいね」

記事:マッチプレビュー:チェルシー vs グリムズビー