プレッシャーという言葉は、プレミアリーグの監督とほぼ同義語である。ランパードはこの事について新年に入ってから考え続けている。

無敗記録が続いた秋が終わり、12月には期待通りの成績を収めることができなかった。しかし、ランパードはこれが最初のプレッシャーではなく、結果が出ている時も常に緊張感はあると語る。

「これが初めてのテストというわけではない。去年も開幕から最後まで様々な試練があった。監督就任時、クリスマス時期の7連勝からの不調などあった。だが、それが若く発展途上にあるチームを率いる監督の宿命でもある。突然ゼロから100になるわけではない。リーズ戦後のように、いい結果が出ても興奮しすぎることなく、不調の時も過度に落ち込むべきではない。」

「自分自身が一番プレッシャーをかけている。いい意味でも悪い意味でも毎回そうしているし、変わることはないだろう。だけど自分も馬鹿ではない。いい結果が必要なことはわかっている。」

ピッチ上でうまくいかない時、微調整が必要と話すランパード。自分のせいで結果が出ないと考えるのは当然だが、これまでの方針を変えないことも大事で、調子が良ければ称賛され、結果が出なければ批判されるものだと言う。

「相手のことなど自分のプレーについて考え、個人としてプレッシャーを感じる選手時代とは異なる。」

「監督としてのプレッシャーはより広範囲に至るもので、チームの準備、スタメンの選択、周囲からの期待など選手のものとは異なり、監督になってからずっとそれに直面している。プレッシャーを楽しんでいるし、そうでなかったら監督をやっていない。このまま気にせずに続けていきたい。今の状態で17試合連続無敗となったリーズ戦までのように満足していないのは当然だろう。プレッシャーがあることで自分の仕事に専念できる。敗戦や厳しい試合から多くを学ぶことができる。しっかりと反省し自分自身を見つめ直し、周りを冷静に分析する必要がある。これによりもっと良い監督、そして人間になれると思う。家でどのようにプレッシャーに対応しているかは妻に聞いた方がいいだろう。」

ランパードはコンディションを維持できないのはチェルシーだけではなく、このいつもと異なるシーズンでは多くのトップクラブが苦戦していると言う。

「今シーズンはどのチームも難しい時期を過ごしていて、堅調なチームはいない。これには複数の理由があると思う。もちろん17試合連続無敗だった時期を繰り返したい。それができたのは、基本的なプレー、エネルギーなどの面が良かったからで、最近は少し調子を落としている。長いシーズンの中でそういう時期も当然あるだろう。タイトルを獲得するチームでもこのようなことはよくある。だから今は耐える時期で、順位を気にせずにトレーニングを続ける。試合に臨むことによってしか調子を取り戻すことはできないだろう。」