ハムストリングの怪我によりハキム・ツィエクとカラム・ハドソン=オドイはクラスノダール戦を欠場するが、フランク・ランパードはケパとビリー・ギルモアがスタメン出場することを明言した。
ランパードは移籍後からのツィエクの怪我についてさらに詳しく話した。
「彼は昨シーズン終了前にチームに入り多くのトレーニングを積んだ。プレシーズンの怪我は残念だったし数週間離脱したが、その後戻ってからはジムでも練習場でも良くトレーニングをしていた。だから復帰後すぐに活躍できたんだ。軽傷で済むことを祈る。試合後も彼はそれほどひどい状況ではないと感じていたようだし、数週間で済むといいが、検査の結果を待たなくてはならない。それほど心配はしていない。良いコンディションだったしチームにとって重要な選手であることを見せてくれた。」
ランパードはいつもと異なりスタメンのうち2人の名前を明かした。
「ケパはスタメン出場する。GKは辛抱が必要だ。エドゥが好調でレギュラーを務めてきた。この試合はトレーニングも姿勢も良かったケパが先発する。こういう時期はどの選手にもあるもので、このような経験によってより優れた選手になれることもある。ケパはエドゥをよく支えていた。お互いに支え合いしっかりとトレーニングを積んできた。競争によって2人とも良くなっていくだろう。彼の態度は非常に良かった。ビリーも先発する。彼はこのチームで貴重な選手だ。選択肢は多いが、ウィンガーのように状況が急変することもある。だから彼をレンタルで放出することは冬季市場が開くまで考えていない。」
ランパードはハフェルツのチェルシーでの状況についても語った。
「彼は非常に良いコンディションだ。コロナウィルスの症状が重く、しばらく体調を崩していた。どの選手もそうなるわけではない。無症状だった選手もいる。それを考慮に入れ、彼を起用するまで2週間待たなければならなかった。陽性と診断されるまで彼は素晴らしい状態だった。8番のポジションで良いプレーを繰り返していた。だがコロナにより離脱を余儀なくされた。長期的には何も心配していない。彼はこのクラブにとって非常に重要な選手だ。才能、個性、姿勢という点で非の打ち所がない。いずれトッププレーヤーと称されるようになるだろう。プレミアリーグで活躍したトッププレーヤーでも、台頭するまでにもっと長い時間がかかった選手はいた。だからカイはよくやっていると思う。」
クラスノダール戦でチームに臨むこと
「もちろん怪我は避けたいし、出場機会の少なかった選手たちにプレーする機会を与えたい。勝ちたいという気持ちは、試合中にオン・オフ切り替えることはできないから、正しい姿勢で試合に臨んでほしい。」