日曜日のトッテナム戦でソン・フンミンのレッドカードの原因となったアントニオ・リュディガーについて、フランク・ランパードは擁護のコメントを残している。

トッテナム戦を終え、スパーズ監督のジョゼ・モウリーニョがリュディガーについてコメントした件について、ランパードが次のように応じている。

「トニの件について言うなら、試合後にポストした(人種差別を受けた)件については把握しているよ。彼の人格に関わるものだし、こうした事例は残念だ。フラットにみても、試合後の各所の反応を見ても、ソンの行為自体はレッドカードに相当するものだ」

「危険すぎる行為というわけではないが、ああいう反射的な行為も今はレッドカードの対象になる。VARで時間をかけた結果の結論だし、反論はないだろう。トニがどうとかの問題ではない」

「プレミアリーグにおいて、倒れるか立ち上がるかの議論をするのであれば、最後15分のトッテナムについても言及すべきだ。明らかにボックス内で倒れてPKをもらおうとしていた。あのレッドカードの件だけを引き出すわけにはいかないよ。自分はトニを支持するね」

昨日はオフだったため、ランパードは今日になってリュディガーと直接1対1で話をしたようだ。

「トニのポストは見ていた。うまく伝えていると思ったよ」と話すランパード。

リュディガーのソーシャルメディア上でのコメント

「またフットボールの試合で人種差別が起こったことを心から悲しく思う。だからといって黙っているわけにはいかない。そうでないとまたすぐに忘れ去られてしまうからだ(これもいつものことだ)」

「トッテナム全体を非難するつもりは決してない。ごくわずかの愚かな人間が、あのスタジアムにいただけだからだ。ここ数時間、スパーズのファンからも温かいメッセージが届いている。そのことは本当に感謝しているよ」

「あの発言をした人間がすぐに特定され、罰せられることを願う。トッテナム・ホットスパー・スタジアムのように近代的なスタジアムで、あれだけの中継カメラや監視カメラがあるわけだから、特定するのは可能なはずだと思っている」

「そうでないにしても、スタジアム内に目撃者はいるはずだ。2019年になった今も人種差別が残っているなんて信じられない。どうしていつまでも無くならないんだろうか?」

「あれが本音だろう。心からの強い意見だ。選手がああいう行為を受けたときは、必ずそばにいる。タミーだって同じだ。この態度を変えるつもりはない。タミーの時と同じように、トニとも話をした。自分は支持するよ。どんな時もね」

フットボールだけでなく日常生活にもある人種差別についても質問が飛んだ。

ランパードは次のように答えている。

「社会にもフットボールにもある問題で、コツコツとしっかりした姿勢で臨まないとならない。チェルシーの人間として全員で扱うべき問題だし、何か機会があれば常に戦うべきだ」

選手に対する差別行為については次のようにコメント。

「現役時代からも辛い問題だったよ。当時のホワイト・ハート・レインもキツかった。ロンドンダービー自体がそういう感じだったかな。スタンフォードブリッジに来たチームも、そう感じていたかもしれない」

「昔と比べて今がどうかは分からない。より目立つようになっている可能性はあるし、これはアントニオ・リュディガーの件についてだけの話じゃない。ソーシャルメディア上やスタジアムでは、かなり否定的で攻撃的な人間が多くいる問題は、しっかりと見つめないといけないことだ」

「ソーシャルメディアは自分もやっているし、あそこが多くの人にとって不満の捌け口や、非難の受け皿になっているのは分かる。フットボールだけに限った話じゃないよ。どこか1点だけに絞って怒るわけにはいかないのは、そういう理由からだよ」