今シーズンのチャンピオンズリーグ初戦、チェルシーがボールを支配していたものの、スタンフォードブリッジで黒星を喫したことについてフランク・ランパードは悔しさをにじませた。
チェルシーが多くのチャンスを作り出したものの、ゴール奪うことができず、バレンシアに1点のリードを守り切られて試合はそのまま終了。最も決定機となったPKの場面では、ロス・バークリーがクロスバーに嫌われた。
この敗北はランパードにとって受け入れがたい結果となっただろう。しかし試合内容自体にはポジティブな考え方を示したランパード。
「自分たちはこの試合で勝利を収めなければならなかった。最低でもドローが必要だったね」と試合後にランパードがコメント。
「十分と言って良いほどチャンスを作り出した。PKも獲得したし、相手に枠内シュートを許したのは1本だけだ。この試合結果は受け入れがたい結果となったよ。なぜなら、多くのチャンスを作ったのに黒星を喫してしまったからね」
「グループステージはまだ5試合残っている。自分たちは今日以上に気を引き締めていかなければならないんだ」
メイソン・マウントの怪我の状態について言及したランパード
「マウントは足首を痛めている。でも自分たちにはどれほどの怪我なのかわからない。48時間以内に怪我の状態を調べなければならないんだ」
「マウントの怪我は残念だよ。彼は良い形でゲームに入っていたからね」
PKのキッカーを務め、枠を捉えることができなかったバークリーに対しては問題ないと話したランパード
「ロスはPKキッカーだ。プレシーズンでは得点を決めている。彼が出場した試合では、彼がキッカーを務めている。でもPKキッカーにはジョルジーニョとウィリアンもいるんだ」
バレンシア戦での敗北はグループステージを厳しいものにするものの、ランパードはどのチームもポイントを落とすことになると考えているようだ。
「ホームで黒星を喫したということは残りのゲームがより重要になってくる。特にアウェイでの連戦(リールとアヤックス)ではね。今はこの結果を受け止めなければならない」
「まだグループステージの段階だ。残りの試合、どこも手強いチームだからお互いにポイントを削り合うことになると思っているよ」