フランク・ランパードは、今夜のウェストハム戦の勝利で、好調を取り戻したチームの性格を称賛し、早々にピッチを去ったベン・チルウェルの状態も言及した。
ロンドン・ダービーのほとんどの時間帯はチアゴ・シルバのヘディングのおかげでリードを保って進んだが、アウェーチームは終始プレッシャーをかけ続け、枠内シュートは1本もなかったが、ブルーズに自陣ボックス内でプレッシャーがかかる瞬間があった。
タミー・エイブラハムの遅めの追加点が試合をより簡単なものにしたが、ランパードは、3ポイントを獲得するためには選手たちの回復力が必要だったことを認めた。
「相手がウェストハムのような高い質のチームと言うこと、彼らが今やっていることを考慮すると、パフォーマンスは本当に良かった。」と彼は語った。
「ディフェンス面が素晴らしかった。今日は少しプレッシャーもあったし、敵が良いチームだから、美しいゲームになるとは思っていなかった。選手たちは相手にうまく対応してくれた。」
「立ち上がりは良かったが、後半は途中までポゼッションができなかった。マテオ・コヴァチッチを起用したことで、終盤ペースを取り戻せた。」
「個人技は我々の伝統ではないが、うまくいった。私の中で一番良かったのは、2度の敗戦の後に試合に望んだ選手たちが見せてくれたメンタリティだった。」
タミー・エイブラハムの2ゴールに満足するランパード
「自信に繋がるだろう。ゴールに向かって努力しなければならないし、今日は彼が素晴らしい仕事をした。彼には運動量でディフェンスラインを掻き回すことを期待していて、その通りしてくれた。」
「オリ・ジルーは自分のやり方でやってくれているし、ゴールも決めてくれているので、二人を競争させるために今日はタミーをプレーさせることにしたのだが、彼の仕事ぶりには満足している。」
序盤に負傷離脱したチルウェルと、試合を欠場したリース・ジェイムズに関する続報があった...
彼(チルウェル)はアーセナル戦は難しいだろう。彼は足首をほぐして、プレーを続けようとしたが、痛みが強かった。明日スキャンをして、どのくらい悪いのか見てみることになる。リースとチルウェルは本当によくやっているので、二人のケガがひどくないことを願っているし、クリスマスの後の2つの試合で起用できることを期待している。
完封にも手応え
「ディフェンスが素晴らしかった。チアゴ・シルバがリーダーだったが、アスピリクエタが入ってきて見事にやってくれた。フルバックとしては、相手が何度も何度もクロスを入れてくる時は、ゾーンで守らなければならない。彼らはセットプレーが得意なので、トレーニングで何度も取り組んできたことだし、チアゴのような選手は明らかにチームの助けになっている。」
「今シーズンはボックス内でのディフェンスが非常に良く、安定している。特に今夜のような相手に対しては、それが維持されなければならない。」
ティモ・ヴェルナーの運の無さは問題ないと語るランパード
「心配はしていないよ。どんなストライカーでもゴールを決めたいと思うだろう。それで選手としての価値を判断されるからね。でもそれがチームにとってティモが必要な理由であって、ここ数年で彼が決めたゴールを振り返れば明らかだ。」
「彼は新しいリーグでプレーしていて、落ち着くまで時間が必要だが、ポジションを獲得していて、相手チームを脅かし、困難を与えている。今のところ、彼自身の結果はうまくいっていないが、それが変われば、多くのゴールが見られるようになるだろう。」
最後に、フランクはチームの現状を評価した。
「いい感じだけど、もっと欲しい。私たちはプッシュし続けたいと思っているし、今シーズンはどのチームにもチャンスがあるから、ハードワークを続けなければならない。」
「より高いレベルを目指すことができれば、勝った後もより冷静でいられるし、自分たちがより良くなれることを証明することができる。クリスマスにはタフな試合が控えているので、我々が対処しなければならない課題は増えている。」と語った。