フランク・ランパードは試合を通して自身の選手を賞賛。柔軟性の高さについても言及し、チームのエネルギッシュさも見られたとコメントした。
昨日、リッチモンド・パークで行われたセント・パトリックス戦を4-0で制し、チェルシーの監督就任後初の白星を挙げたフランク・ランパード。
アイルランドで行われたプレシーズンマッチは多くの若手選手が出場。ランパードは全選手が経験関係なく、トップチームに食い込むチャンスがあると話し、チーム内競争が重要だとコメント。
「選手たちは印象を残さなければならない。それが最低ラインだ」と話し、「しかし、全選手にトップチームで戦う機会がある」
「今回の遠征は若手選手たちが多くのことを示した。彼らはトップチームでプレーするのに実力を備えている。そして彼ら自身、上手くプレーしているか、自分とスタッフ陣たちを唸らせることができているのか知る必要がある。トップチームでのプレーはそう遠いものではない」
「ブルーズは素晴らしい若手選手たちが何人かいる。彼らは毎試合、毎セッションで自分自身をアピールしなければならない」
「しかし、メイソン(マウント)、タミー・(エイブラハム)そして(フィカヨ)トモリらは序盤からハイレベルなプレーを見せている。それがまさに自分たちにとって必要な事だ」
「チームには激しいポジション争いが必要だと思うね。アカデミー出身のとても強い。チェルシーはここ数年、新しいタレント発掘に力を入れてきた」
「今、彼ら若手が自分にアピールし、トップチームの一員になれるかどうかは彼ら次第なんだ。彼らが自身の価値を証明することができれば、そのチャンスはすぐそこにあるからね」
勝利したセント・パトリック戦、ミシー・バチュアイとツートップを担ったエイブラハムは同試合2ゴールを奪ったオリヴィエ・ジルーと交代。
エイブラハムとバチュアイがランパード政権下初のゴールを逃してしまった一方、ランパードは彼ら2人のパフォーマンスに満足しているようだ。
「ミシーとタミーは前線で素晴らしい活躍を見せた。彼ら2人には満足しているよ」と加えたランパード。
「彼は正しいポジショニングで、チャンスへの嗅覚を示したが、なによりも彼らのエネルギッシュなプレーこそ自分が見たかったものなんだ」
「ゲーム中、エネルギッシュに前からプレッシャーをかけたミシーとタミーは自分が話した戦術をしっかりと理解していた」
「だから彼らには満足している。ただ、唯一、彼らがゴールを奪えなかったのが残念だったね。もう2、3週間時間があったら、2、3点は奪えてたかもししれないね